● 4月1日(月)
(1)Palmarès(受賞者名簿) de réussite scolaire, une imposture(欺瞞、詐欺)
Avec le printemps, fleurissent, dans la presse "grand public", études, enquêtes et "palmarès" des lycées en France, à l'heure où élèves et parents pensent avec anxiété aux choix d'orientation à effectuer.
学業の成功の受賞者名簿、それは欺瞞。春に、「グランド・パブリック」出版で、研究・調査・フランスの高校の「受賞者名簿」が花咲く。その時、生徒と親はこれからの進路の選択で心配に思う。
(2)Commencer par échouer : une réminiscence(ぼんやりした記憶)
Elève, le sentiment d'échouer est une expérience traumatisante. Mais, quand on devient enseignant, ces souvernirs permettent une "forme d'empathie fondamentale".
失敗によって始まる:ぼんやりした記憶。生徒にとって、失敗の感情は、トラウマの経験だ。しかし教員になったら、その思い出は「基本的な共感の形態」を認める。
★ ちょっと整理。フランスの祝日は、法律で定めるので、比較的によく変わる感じだが、現在は11日あり、そのうち5個は中立的、6コは宗教的。
非宗教の祝日は、1月1日、5月1日(メーデー)、5月8日(WWⅡ)、7月14日(革命)、11月11日(WWⅠ)。かつて5月8日は休みでなかったので、いつ、どういう理由で変わったのか気にかかる。国の会計年度は1月1日から始まるので、企業会計とかも同じかな。
宗教祭日は、今年の日付だと、3月31日、5月9日(パックから39日後)、5月20日(パックから50日後)、8月15日、11月1日、12月25日。言葉化すれば、復活祭、御昇天祭、聖霊降臨祭、聖母被昇天祭、万聖節、クリスマス。これでは意味不明なので、勝手にストーリー化しようとすると、重要人物らしきが3人(キリスト、聖霊、マリア)いる。
キリスト版:生まれて(12月25日)、死んで(いつか不明)、生き返って(4月1日頃)、また死んだ(5月9日頃)。まあ、冬から春にかけて活躍する!
聖霊バージョン:聖霊が天から降りてきて(5月20日頃)、勢ぞろいする(11月1日頃)。この聖霊降臨はパックから50日目と、キリストと関連づけられているほか、三位一体説(父・子・聖霊)の1つで、教会を支えたものとして現実勢力とも関係しそうだし、万聖節はハロウィーンとして英語圏で盛ん(スコットランド・アイルランド起源)、つまりフランス語圏ではそれほどでもない。これはいろいろなものと関係するマジックワードな気がする。前に見たように、フランスのサンタは、サン・ニコラとしてペール・フエタールと一緒にロバを引き連れて歩いてきた(北欧バージョンはトナカイのソリに乗り、南欧バージョンはラクダに乗っていた)ので、いろいろな発展形がある感じ。
聖母バージョン:マリアはキリストを出産し(12月25日)、死んだ(8月15日)。このマリアは旧体制からのフランスの守り神であり、今の共和制下における自由と理性のフランスのシンボル Marianne に関係する。ドラクロワの絵とか彫像とかからすると、勇ましいモナリザだが、特徴は顔より、はだけた豊満なバストにあるようみ見える。
ということで、母がマリア、父が聖霊で、子がキリストという3人家族の物語が出来上がり! ・・・またどこかで間違えているだろうな。