おぼえた日記

2012年11月24日(土)

「アンコール まいにちイタリア語 Un passo avanti! ~今さら聞けない文法のフシギ~ 第7週」より


○未来形と条件法


●直接法未来と条件法の基本的な違い


◆直接法未来

実現可能な「したいこと」に対する決意を表す

Lavorerò all'estero.
「私は外国で働くつもりだ」

Dopo la lezione, potremo cenare insieme.
「授業のあと、一緒に食事に行けますね」


◆条件法

もしかしたら実現しない、なんらかの条件が満たされれば実現するかもしれない「したいこと」に対する欲求を表す

Lavorerei all'estero.
「私は外国で働いてもいいな」

Dopo la lezione, potremmo cenare insieme.
「授業のあと、一緒に食事できるかもしれませんね」


●直接法未来・先立未来が「推測」に用いられる場合

情報源などはなく、話し手の主観に基づく「推測」を述べます。


◆現在のことに関する推測(=直接法未来)

Perché Vittorio non è a lezione?
「どうしてヴィットーリオは授業に出てないの?」

- Avrà altro da fare.
「ほかにすべきことがあるのかな」


◆過去のことに関する推測(=先立未来)

Chissà come mai Lucia non mi ha telefonato?
「どうしてルチーアは私に電話してこなかったんだろう?」

- Sarà stata occupata.
「忙しかったのかな」


●条件法が「推測」に用いられる場合

マスメディアなどの情報源から知ったことに基づく「推測」を表します。

未確認情報に対して、ジャーナリストがよく用います。


Tra i sospettati ci sarebbe anche un minorenne.
「容疑者の中には、未成年者も含まれているもようです」

A quanto scrivono i giornali, il Primo Ministro avrebbe deciso di dimettersi.
「新聞報道によると、首相は辞職を決意したようです」

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

○不定代名詞


● niente は「もの」


niente は「もの」に対して用います。

無生物主語の代名詞として使われているので、動物や人間には使われません。

niente は通常動詞のあとに置かれ、動詞の前にも non が必要です。


Non ho mangiato niente.
「私は何も食べなかった」

Non mi piace niente.
「私は何も好きではない」


主語の niente を強調する場合には、動詞の前に置き、動詞の前の non は不要です。


Niente mi soddisfa.
「何も私を満足させない」


● nessuno は「人」


nessuno は「人」に対して用います。

無生物主語の代名詞として使われているので、動物や人間には使われません。

nessuno も通常動詞のあとに置かれます。


Non ho visto nessuno.
「私は誰とも会わなかった」

Non mi ha visto nessuno.
「誰も私を見なかった」


主語の nessuno を強調する場合には、動詞の前に置き、動詞の前の non は不要です。


Nessuno mi ha detto della festa.
「誰も私にパーティーのことを言わなかった」

コメント欄は語学を学ぶみなさんの情報共有の場です。
公序良俗に反するもの、企業の宣伝、個人情報は記載しないでください。
※コメントするにはログインが必要です。
※コメントを削除するにはこちらをご覧ください。
送信

moo0052さんを
フォロー中のユーザ


この日おぼえたフレーズ

おぼえたフレーズはありません。

moo0052さんの
カレンダー

moo0052さんの
マイページ

???