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FIRST DEBATE(10月18日放送)
★ trickle-down government
経済用語のtrickle-down economics(したたり落ち式経済、トリクルダウン理論による経済政策、大企業優先政策)をもじったロムニー氏の造語。
trickle-down economicsは「富裕層や大企業を減税などで優遇すれば経済が活発になるので、その下に位置する中間層などにも恩恵が徐々に浸透していく」という考え方です。かつてレーガン大統領がとった経済政策(Reaganomics)ではこの理論が成功したと言われている。
ロムニー氏がオバマ氏の政策も本質は同じと揶揄する意味で、オバマ大統領の政策をbig government(大きな政府)を批判する言葉として使われている。
★「具体的政策」がない
practical という言葉が思い浮かぶが、アメリカ人は理論的というイメージを持ってしまうようだ。また、対策=measure と日本人は発想してしまうが、without practical measures では伝わりにくい。
without concrete proposals がふさわしい。