26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 1 |
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
本日は駐日韓国大使館韓国文化院、韓国文化産業交流財団主催の「グローバル韓流フォーラム 韓日コンテンツビジネスとグローバル」に参加した。
そこでのホットワードは“ハイブリッド”だったが、現在の日本の取組はちょっとお粗末な感じで、韓国側との温度差を感じた。主題発表予定だった経産省の人もドタキャンしちゃうし...。
ここでの“ハイブリッド”とは、それぞれの国のコンテンツを相互に輸出入するところから一歩進めて、様々なコンテンツを相互乗り入れで共同制作することを意味する。そしてそのコンテンツはその両国に留まらず、第三世界に対しても発信していけるような作品かつビジネスに高めていくことをも包含しているようだった。
韓国コンテンツ振興院はそのような取組のためにグローバルコンテンツファンドを2011年から実施し、2012年度も約100億円規模の国際共同制作支援を行なっていくという。
「そこに手を上げる日本の事業者はいませんか」ということであり、「一緒に欧州や南米や東南アジア進出をしませんか」ということだ。そのためのビジネススキームを整えることが両者にとって有意義な仕事になるんじゃないかというメッセージを発していた。
ハイブリッドとは両者が同じ熱を持って対等の立場で取り組むことになるため、消極的な日本サイドが奮起しなければ前に進まない。
CJエンターテイメントジャパンの社長がPSYを例にして「コンテンツとプロモーションとでは、これまではプロモーションが重視されたが、これからはコンテンツの時代だ」と発言されたのが印象的だった。
政治状況を超えて文化交流を行なえるのがベストだが、もし私が“ハイブリッド”な作品を作るとしたら、国際政治問題を正面から(戯画的に)取り上げつつ、そんなアナクロな世界に凝り固まった人々の哀れを横目に、国際政治なんて国境の時代が終焉を迎えた別の価値観の世の中を描いてみたい。そんな筆力はないわけだが(笑)。
CJではオリジナルシナリオライターの発掘イベントも実現に向けて考えているそうだ。