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韓国語ジャーナルが昨日発売の44号で休刊するとのこと。季刊で年4回発売されていたとして11年だ。とすると創刊は2001~2年ごろ。まさに第一次韓流ブームに乗って出てきた雑誌といえそうだ。現代の韓流ブームも落ち着いてきたということか。
定期購読が休刊のバロメータになっているんだと思う。私は2010年からしか買っていないが、定期購読ではなかった。そういう読者もきっと多いと思う。ただ季刊だと買い忘れることも多くなる。日常的に書店を徘徊する私のような人間でもそうなのだ。ある時などは持っている号を間違えてもう一冊買ってしまった。
この雑誌にはCDがついていて、K-WillがDJをしていたり、さまざまなアーティストや俳優インタビューも収録されていたり、かなり豪華な雑誌だった。ただ、そういう芸能面を楽しみに買う層よりは、ハングル検定とか能力検定対策の学習雑誌という側面のほうが強そうだった。
NHK出版の語学雑誌は読者が増えている。マスメディアをベースに学習メソッドの蓄積とか新しい教授法の試みとか、ゴガクルのようなツールも含めて、やはり充実度は桁違いだと思う。学習という面ではキラーコンテンツかもしれない。それだけに責任も大きいし期待も大きい。
こと韓国語に関しては韓国語ジャーナルが休刊したいま、学習者も韓国ファンもNHKグループへの期待が高まるだろう。英語やヨーロッパ語、中国語と比べて徐々に学習人口は減っていくのかもしれないが、品質を保って続けてほしいと思う。
以前も速報的に書いたが、今年のブックフェアの詳細が公表された。やはりテーマ国は韓国だ。その場で韓国書籍を買えるのかどうかは微妙だと思うが、翻訳出版契約などのとっかかりの場として多くの出版人に活用してもらいたいものだ。
http://www.bookfair.jp/