このゴガクルでも、たまに話題になる「ショーシャンクの空に」を見ました。
おもしろかったです。
どなたかが、「重い映画」とコメントに書かれていたので、こちらも少々、気を重くしてこわごわと見始めましたが、私にとっては、まったく重くなく、娯楽映画のノリで楽しめました。
最後が近づくにつれ、大どんでん返しがあるのではないかと構えましたが、それもなく、ほっとしました(^.^)
万人向けに、よく作られた映画って感じでしょうか。
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最近、シャーロック・ホームズをフランス語で読むという奇妙なことをやっています。
さすがにホームズはおもしろいので、先を知りたくなり、おかげで勉強が続きます。
ただ、時々、脳が混乱します。ホームズがどこの国の人だかわからなくなっちゃう感じだったり、ホームズがフランスに行った場面では、イギリスから行ってるんだということをかなり意識しないとなりませんでした。
この逆のバージョンが、英語版の「三銃士」のドラマを見ている時に起こります。
ルイ13世が英語話してるんですものね(^.^)
日本語で読んだり見たりする分にはこういう混乱は起きませんから、英語もフランス語も中途半端なレベルなのが災いしているようです。
フランス人の友達に、シャーロックホームズをフランス語で読んでいる話をしたら、「フランスにはアルセーヌ・ルパンという話がある」と教えてくれました。
知ってますけどね!(^.^)
刑務所内は独裁的になりがちですから、理不尽に感じる場面がどうしてもありますね。
後半の、ふたりが壁に寄りかかって「必死に生きるか、死ぬか」という話をしている場面のまま終ってしまっていたらやるせなくてたまらなかったでしょうが、見事、脱獄してくれたり、レッドもメキシコに行きついて、見る側の心のケアまでしてくれるような終り方で助かりました。
図書室のおじいさんは気の毒でしたが、仮出所した後のレッドの心情を見る側に分からせるための必要な布石だったのですね。よくできていると思います。
私もフランス人の書いた本を日本語訳で読んでいると、途中、何度か、これはフランス語ではどういう風に書いてあるんだろうと気になることが多いです。
私も、フランスの話を英語でされると混乱することがあります。典型的なのがレ・ミゼラブルの映画を見た時。実践ビジネス英語の引用も著明なフランス人のものがよく取り上げられますが、フランス語でどのように表現するのかが気になってしまいます。