ゴガクルをお休み(?)していたときに、分からないながらもフランス語で本を読むことに凝っていました。
そんな一冊、フランソワ・ラブレーの『ガルガンチュア物語』を読んだ(というか眺めた?^ ^;)のですが、ラブレーは、ルネッサンス期、16世紀の人なので、
フランス語が現代フランス語とはちょっと違うんです。
このラブレーの本のなかに、もちろん! toujours という単語が出てくるのですが、
これが今のスペルとは違うんです。
こんなふうになっていました↓
tousjours
間違い探しです(^ ^)
そう、tou のあとに ”s” がついているのです。
ここで・・フランス語の形容詞は性数一致ですよね。
jour の複数形 jours を tout で形容したいと思ったら、
男性・複数形にしなくてはならない・・→ tout の 男性・複数形は、tous !
tous jours か~ フムフム。
時代を経るうちに tous の ”s” が欠落して toujours になったけど、
最後に s がついているのは、ロジックだったんだなーと
おもしろい発見でした。
自分で読んでいて「こうかな~」と思ったものなので、
なんの裏付けもないのですが・・
いちおうこれでもう最後の s は忘れません(^ ^)