1月2日の剛のファンさんのコメントへの返信が遅くなってしまったので、本文に書いちゃいます。1月は3日も日記を書いている!
三好達治の詩には戦場の情景が隠れているという考え方もあって、あの太郎や二郎は最前線で亡くなった兵士のことだという解釈も可能かもしれない(いやそれが本来の意味なのかもしれない)と最近思うようになってます。
その場合、屋根はどこの屋根なのか。もしかすると亡くなった兵士のふるさとの屋根なのかもしれない。戦場と地続き(空続き?)の内地の情景。大陸から運ばれた雪が最前線で死んでいった男たちの上に降り、同じ雪が内地のふるさとの屋根にも降り積もる。
そう思いながら読むとまったく違った情景が浮かび上がってきます。
太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ
勝手に使わせていただきました(笑)
先日、書道展の会場で併催されていた
【~三好達治を書く~ 】に行き、
彼の他の作品にも触れてきたところです。
まったく違った印象になりますね…。 胸に迫ります。