【ラジオ版チャロ2:Episode50】
チャロの覚え書きも、いよいよこれがラストです。
英文科を出ていて英語は得意だったはずなのに、気がつけば、ツイッターやフェイスブックで見かける英文にさえ拒否反応が出るようになってしまっていて・・・
さらに、リスニングは昔から大の苦手。一方、子供たちは入試にリスニング問題が出るようになったので、ぐんぐん力をつけている。追い越されるのも時間の問題・・・?
で、「これではいけない!」と英語の勉強を再開することにしたのが、思い起こせば去年の今ごろのこと。
「NHKの語学講座にしよう」と決めたのは自然なことでした。なんたって元手がかからないというのは大きな魅力ですから。
簡単に録画ができて、テキストなしでもOKなテレビ講座にねらいを定め、選んだのが『リトル・チャロ2』。
難易度低めなところが今の自分の英語力にはちょうどいいと思ったし、1年を通じて一つのストーリーを追っていくというスタイルも、続けるためには最適だと思いました。
そして何より、チャロが可愛くて❤
ほどなく、チャロ2オンラインやゴガクルを使った勉強も始めたのですが、そこで俄然気になってきたのがラジオ版。ストリーミングを利用してラジオも聴くようになり、結局はテキストも買うことに。(笑)
『リトル・チャロ2』には、よく知ってる単語ばかりなのに意味がわからない表現がところどころ出てきて、つまりそれは主に口語表現であり、学校ではほとんど習うことのなかった「生きた英語」だったのですが、そういう表現に触れることができたのは、とても新鮮でした。
それまで私の中には、「口語」=「流行語」=「すぐに廃れてしまうもの」という思いこみがあったのですが、これはとんでもない誤解だったのですね。
口語を覚えると、ドラマや映画や本、古いものも新しいものも、ぐぐっとわかりやすくなりました。本当によく使われてるのに、なんで今まで知らなかったんだろう?と不思議にさえ思えます。それだけ、実用的ではない偏った勉強をしていたということなんでしょうね。
そして、リスニング。
これはね、1年前の自分と比べたら、格段にレベルアップしてると自信を持って言えます。ドラマや映画のせりふが、ところどころではあっても聞き取れるなんて、以前からしたら考えられないことですから。
でも、最初からスピードの速い英語を聞いていたら、全然ついていけなくて、すぐやる気なくしてただろうと思います。スピードゆっくりめのチャロだからこそ、「私にもわかる!」という感動が味わえたんですよね♪
同じエピソードを1週間かけて何回も聴ける点も良かったと思います。最初はついて行けなくても、週の終わりには理解できるようになりますからね^^
『リトル・チャロ2』のテーマは「ちゃんと生きなきゃ、ちゃんと死ねない」。
ナムタカの言葉にありました。
Life is beautiful because it ends.
人生に終わりがあるということ・・・ふだんは意識していないけれど、厳然たる事実です。
そして、その「終わり」がもしかしたら明日来るかもしれない・・・ということは、去年の3月に多くの人が感じたことではないかと思います。
私は、もし明日命が消えてしまうとしても、悔いのない生き方をしているかな・・・
そんなことを、折につけ考えさせられました。
私が特に好きなエピソードは、ディオンさんと一緒でEpisode25「Muu's Turn」。
走るのも遅いし飛ぶこともできないし、自分には何の取り柄もない・・・と自信を失ってるムウが、イシス川を泳いでアムリタ草を取ってこられるのは自分しかいない、と気づいて自信を取り戻す場面は、本当に感動的でした。
それにしても、それまでの飛ぶための苦労は何だったんでしょうね(笑)
自分の長所・得意なことを知り、それを最大限に生かすこと・・・大切ですね。
DSとストーリーブックで『1』の内容も知っていたので、できればお目にかかりたいなあと思っていたドレッドにも会えたのも嬉しかったな。ベルとの再会シーンは号泣ものでした・・・。
さて、思い出は尽きませんが、そろそろまとめに入りましょうか。
◆Summary
In the World of the Living, Charo and Shota are living happily. So are Muu, Colone, and Duma at their own places. All of them were able to come back. None of them remembers the Middle World, but the adventures in there seem to have influenced them a bit. Muu is happy with Charlie, and Duma is proud of hunting. Charo seems to have kind of fragments of the memories of Kanon. It is, according to Numtaka's words, as it should be.
現世で、幸せそうに暮らしているチャロと翔太。
ムウとコロン、ドゥーマもそれぞれの場所で幸せそうだ。
みんな、無事に元の世界に戻ってくることができたのだ。
ミドルワールドのことは覚えていないが、何かしらの影響は受けているようだ。
ムウはチャーリーとラブラブだし、
ドゥーマは一人前のハンターとしての誇りを身につけている。
チャロには、カノンの記憶のかけらのようなものが・・・。
ナムタカの言葉を借りれば、「それでいい」のだろう。
◆Everybody, do it again from the beginning.(みんな、もう一度はじめからよ。)
/english/phrase/22379
from the beginning 「はじめから」
◆Aren't you pushing them too hard?(ちょっと厳しすぎないか?)
/english/phrase/22380
push ~ too hard 「~に無理をさせる」
「彼らに無理をさせているんじゃないか?」
◆It's not like that!(そんなんじゃないわよ!)
/english/phrase/22381
相手のひやかしに対して、「そんなんじゃないよ」と否定したり、相手の考え方や、やり方に対して、「そうじゃないよ」と注意したりするときに使う表現。
◆I'm gonna catch our prey.(獲物をしとめるからね。)
/english/phrase/22382
prey「獲物」
catch (one's) prey「獲物を捕まえる」
◆You haven't seen anything yet!(まだまだ序の口だよ!)
/english/phrase/22383
「あなたはまだ何も見ていない」→「本当の見せ場はこれからだ」「これからが本領発揮だ」
◆It is as it should be.(それでいい。)
/english/phrase/22384
as it should be「本来あるべき姿のままで」「そうあるべき状態で」少し硬い表現。
◆When your time is up, life will pass on to the next generation.
(そなたの人生が終わるとき、命は次の世代へと受け継がれていく。)
/english/phrase/22385
pass on to ~「~に続いていく、受け継がれる」
「人生」「命」と似たような主語が続くので、「人生」はlifeじゃなくtimeを使ったのかな。
テレビ版のUseful Expressionsでは、この「time is up」を取り上げていた。
☆time is up/time's up(時間切れ)
さらに、timeを使った他の表現として・・・
☆kill time(時間をつぶす)
I'll kill time by window-shopping.(ウィンドウショッピングをして時間をつぶすわ。)
☆waste time(時間をムダにする)
I guess you wasted your time.(時間のムダだったね。)
☆out of time(もう時間がない)
We're out of time!(時間がないよ!)
☆in time(間に合った)
You're just in time!(間に合ったんだ!)
◆Don't be ridiculous!(ふざけるな!)
/english/phrase/22386
ridiculous「ばかげた、とんでもない」
◆Hey, our teachers aren't penguins, they're lovebirds!
(みんな、先生たちはペンギンじゃなくて、オシドリ夫婦だわ!)
lovebirds「仲のよいカップル」
◆The cicadas are buzzing.(セミが鳴いている。)
buzz「(虫の羽・機会などが)ブンブンという」
◆The sun is blazing!(日光がジリジリと暑いなあ!)
blazing「焼けるような」
◆At the sound of Shota's voice, Charo pulls himself away and runs to his family.
(翔太の声を聞いて、チャロは思いを振り切るように、家族のもとへ走りだした。)
pull oneself away「思いを振り切る」
◆The cicadas' anthem rings on, accompanying the three on their walk home.
(家路についた3人の背中に、セミの大合唱がいつまでも響いていた。)
anthem「大合唱;賛歌」 ちなみに「国歌」は、national anthem。
accompany「~に同行する、~の伴奏をする」
【英語耳】
これまでのトータル65回。
本当に感謝しています。
ゴガクルでチャロの話ができるのが、どれほど励みになったことか!
チャロに出てくる表現、本当に使えますよね。
今でも、ドラマを見ていると「あ、これ前にチャロで出てきた表現だ!」
っていうのがちらほら出てきます。
いつかはアメ行くさんのように、自分でも使ってみたいものです^^
最後なので、気合い入れて書いてみました。(笑)
英語って、実は簡単な言語ですよね。
日本語なんて、主語は省略されるし、
ひらがな・かたかな・漢字と、字もたくさん覚えなきゃならないし、
てにをはの使い方や、敬語の使い方も、
外国の方にとっては、覚えるの大変だろうと思います。
zengweihongさんは、その日本語を既に使いこなしておられるのだから、
英語だって大丈夫、使いこなせるようになるはずです。
英作文の練習をすることもいい勉強になるでしょうし、
あと、英語の本をたくさん読むのも、とても有効だと思いますよ。
何を隠そう、私が今実践しているのがこの「読むこと」です。
たくさん読めば、そのうち自然と英語が出てくるようになるそうです。
その時が来るのを楽しみにしている私です。
語学を勉強することって、生き方を勉強することでもあるんだなあって思いますよね。
尊敬する校長先生にはなむけの言葉をもらったようで、嬉しいです^^
そう、私もcicadaはチャロで初めて知りました。
身近な虫なのに、意外と知られてないですよね?
セミが成虫になって鳴けるのは約1週間と短いですよね。
セミのミニーはその1週間がずっと雨だったことが心残りだったのでした。
去年の夏は、セミがうるさく鳴いていても、少し我慢できる気持ちになれましたよ。
毎週チャロで勉強したことをまとめるのは、大変だったりもしましたが、
私にとっては貴重な学習の記録となっています^^
一年間続けられたのは、チャロの魅力もさることながら、
ゴガクルで一緒に勉強する方たちと知り合えたことも大きいです。
で、私の日記もチャロの学習の参考にして下さってるとのこと。嬉しいです♪
私も、チャロの復習をした後、kontaさんの日記を読むと
記憶に定着しやすいみたいなので、助かっています^^
うん、うん、そうだよねっとうなずくことばかりです。
うまくまとめましたね。
蝉がcicadasとは知りませんでした。
昨年の猛暑の朝、蝉の大合唱の木の下で体操していたことを思い出します。
時にオシッコを顔にひっかけられたり、蚊に刺されたりしながら。
見習うところがいっぱいつまってます!!
私の場合は、夏以降に取り組み始めたのでもう少し頑張ります。
YOICHIさんの日記、ストーリーブック&CD、チャロ2オンライン、そしてゴガクルのフレーズテスト。これだけ取り組めば、少しは記憶に残るというもの。
そうです、子供には負けていられません(笑)。