fold の訳が畳み込み関数でいいのかで google っていて、convolution の方の畳み込みの面白い解説をみつけた。
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理工系の大学や高専で学ぶ皆さんが だいたい20才くらいになると直面する「たたみこみ」。 特に、 電気回路が必修になっているようなところでは 避けて通れないものです。
だのにさっぱりわからず、 ネットで探せば何かないかなと思ったのに、 いきなり
「合成積とは f(t-τ) g(τ) を 0 から t まで τ で積分したもの」
とか出てきちゃって嫌になってる皆さん。
嫌になってる理由は、
「やれといわれればやるけれど、 何を表してるのか意味分からない」
とか
「f(t-τ) の t-τ が なんで出てくるのか納得できない」
とかではありませんか。
基本思想を以下に説明するので、今学期 最後のチャンスと思って理解してください。
たたみこみを勉強する年頃には、 つらいこともショックなこともあるでしょう。 留年が決定したとか、自転車盗まれたとか、 今日財布忘れて昼飯抜きだとか、 勇気を出して告白したのにごめんなさいされたとか、 その子がこともあろうに後輩と付き合い始めたとか、、、。
つらい気持ちを癒すには、 いろんな方法があるでしょうが、 誰の心でも癒してくれるものは 時間しかありません。
時間が経てば、つらい記憶も だんだん胸の痛みを起こさなくなり、 いつの日か 思い出に変わってくれるでしょう。
...
人生、たたみこみ。
事件入力 f( τ ) に 忘却の度合い w( t-τ ) を掛けて最初から今までの人生分 積分したもの、それがたたみこみ。
...
地球磁気圏なら、 一瞬一瞬の太陽風入力 f( τ ) に磁気圏の応答 w( t-τ ) を掛けて太陽系の始まりから今まで 積分したもの、それがたたみこみ。
現在の応答には、 今この時の環境だけでなく、今までの仕打ちに対する積り積った反応も含まれてるってことですよね。
(初心者用 たたみこみの解説、http://www.ice.tohtech.ac.jp/~nakagawa/laplacetrans/convolution1.htm)
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中川朋子教授、講義もこの調子なのでしょうか。
ラプラス変換とか、誤変換とか、お花畑変換とか、変換もいろいろのようです。