ラジオ英会話 2024<Lesson1~4の復習②:名詞の後置修飾>
[1] 名詞+前置詞句:場所、方法、目的、特定など
「私の友人の一人」a friend of mine
[2] 名詞+現在分詞:進行中の動作、継続的な状態
「大声で吠えている犬」the dog barking loudly
[3] 名詞+過去分詞:動作の結果や受け身
「昨年建てられた家」the house built last year
[4] 名詞+主語+動詞:[5] とほぼ同じだが、柔軟性がある
[5] 名詞+関係代名詞:名詞を複雑に説明
「昨日買った本」the book that I bought yesterday
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☀️名詞を修飾する前置詞句
・机の上の本は私のです。
The book on the desk is mine.
・ニューヨークの友達が昨日、私に電話をかけてきました。
A friend in New York called me yesterday.
・星座の伝説についての本はとても面白いです。
Books about the legends of constellations are quite interesting.
・これは私の彼の写真です。
This is a picture of my boyfriend.
・この部屋の中のものは全部あなたのものです。
All the things in this room are yours.
・あの髪の短い女性は誰ですか。
Who’s that woman with short hair?
・これは私の祖母からのプレゼントです。
This is a present from my grandmother.
・これは宇宙についての本です。
This is a book about space.
☀️ 名詞を修飾するing形
・あそこで座っているあの女の子は誰ですか。
Who’s that girl sitting over there?
・あそこを飛んでいるあの白い鳥が見えますか。
Can you see that white bird flying over there?
・私は漫画を読んでいる女性に話しかけました。
I talked to a woman reading a comic.
・サクラはドアのそばに立っている背の低い女の子です。
Sakura is the small girl standing by the door.
・庭で遊んでいる子どもたちは、妹の子どもです。
The children playing in the yard are my sister’s children.
・木に登っているリスを見てごらんなさい。
Look at the squirrel climbing the tree.
・サユリと話しているあの男性は誰ですか。
Who’s that man talking with [to] Sayuri?
☀️ 名詞を修飾する過去分詞
・日本で作られた車は人気があります。
Cars made in Japan are popular.
・彼は韓国で作られたカメラを買いました。
He bought a camera made in Korea.
・彼は私に、アラビア語で書かれた手紙を見せてくれました。
He showed me a letter written in Arabic.
・私はトニーと呼ばれる男の子に会いました。
I met a boy called Tony.
・ヒンディー語はインドで話されている言語です。
Hindi is a language spoken in India.
・これらはブラジルで栽培されているコーヒー豆です。
These are coffee beans grown in Brazil.
☀️ 名詞を修飾する<主語+動詞>
関係代名詞なしで名詞をすぐ後ろから修飾する節を「接触節」と呼ぶこと
があります。
・私が先週末読んだ本は面白かった。
The book I read last weekend was interesting.
・私の娘が撮った写真は有名になりました。
The picture my daughter took became famous.
・私が会った人たちはとても親切でした。
The people I met were very kind.
・あなたが欲しいものはなんでも、私があなたにあげよう。
I’ll give you anything you want.
・これはあなたが昨日なくした消しゴムですか。
Is this the eraser you lost yesterday?
・これが、私が仕事に使う部屋です。
This is the room I use for work.
「より柔軟な表現」とは、文法構造の選択肢が多いことで、
以下のような利点を得られる点を指します。
・文を簡潔にするか詳細にするかを調整できる。
・文脈に応じて形式的・非形式的なトーンを切り替えられる。
・動作の時間的なニュアンス(進行中、未来的)を明確にできる。
1. 簡潔に表現できる
分詞や不定詞を使うことで、関係代名詞節を使ったフルセンテンスよりも短く、
スムーズな表現が可能です。
関係代名詞節:
The man who is standing over there is my father.
(関係代名詞 "who" と動詞 "is" を含むフル構造)
分詞を使用:
The man standing over there is my father.
("who is" を省略し、現在分詞で簡潔化)
分詞を使うことで、余分な要素を省き、より自然で読みやすい文になります。
2. 文脈やニュアンスに応じて形式を選べる
表現するニュアンスや意図に合わせて適切な構造を選択できます。
動作中の状態を強調する(分詞):
The girl singing a song is my cousin.
→ 現在、歌っているという動作を強調。
動作の未来性や目的を示す(不定詞):
The girl to sing next is my cousin.
→ これから歌う予定の人を指す。
よりフォーマルで正確に情報を伝える(関係代名詞節):
The girl who is singing a song is my cousin.
→ 形式的で正確に描写。
3. スタイルや文脈に応じた柔軟性
形式的な文脈: 関係代名詞節を使う方が適切(特に学術文や公式文書)。
例: The proposal which was submitted yesterday was approved.
会話やカジュアルな文脈: 分詞や不定詞を使って簡潔に表現。
例: The proposal submitted yesterday was approved.
4. 情報量の調整がしやすい
関係代名詞節を使うと詳細な情報を追加できますが、
分詞や不定詞では必要最低限の情報に抑えることができます。
関係代名詞節(詳細な説明を含む):
The man who is standing over there and waving at us is my father.
分詞(簡潔に要点のみ):
The man standing over there is my father.
☀️ 名詞の後置修飾をする関係代名詞
名詞+who(どんな人かというと、その人は)+動詞
名詞+that[which](どんな物かというと、それは)+動詞
・私には料理が得意な友達がいます。
I have a friend who is good at cooking.
・私にはニューヨークに住んでいる友達がいます。
I have a friend who lives in New York.
・これは私の人生を変えた本です。
This is a book that[which] changed my life.
・図書館に行くバスはちょうど出発したところです。
The bus that[which] goes to the library has just left.
・彼が撮った写真は美しかった。
The picture that[which] he took was beautiful.