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もかもなさんの おぼえた日記 - 2024年8月7日(水)

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おぼえた日記

2024年8月7日(水)のおぼえた日記

Leziond 49 過去の継続を表す半過去

「essere, avere, volere, dovere 」 半過去で使うことがとても多い動詞

その他の動詞は近過去と半過去を同じくらい使う。

継続を表す半過去を詳しく学習し近過去と半過去の使い分けをトレーニングする。
           イヌン
「Dieci anni fa lavoravo in un restaurante e   li   ho conosciuto Chiara.」
「10年前、私はレストランで働いていた。そしてそこでキアラと知り合った」


「fa」「〜前に」という意味の副詞
「Dieci anni fa」「10年前」

動詞は「lavorare」「 働く」の半過去一人称単数形「lavoravo」

「レストランで」は「in 」と「 un」をくっつけて「イヌンレストランテ」と発音する。

「 e」「そして」という意味の接続詞

「li 」 副詞「そこで」

動詞は「conoscere」 知り合うの近過去一人称単数形「ho conosciuto 」

ポイント1

「近過去」と「半過去」の基本的な違い。

「近過去」は「過去のある事柄を終わりまで到達したこと」として表したい時に使う。

「lavorare」 なら「働いた」と言いたい時は近過去を使う。

「昨日私は沢山働いた」
「Ieri ho lavorato molto.」

「lavorareを近過去一人称単数形「ho lavorato」とする。

「半過去」はイタリア語で「 l’imperfetto 」もともとは「未完了な」を意味する単語。

「半過去」は「過去のある時点においてまだ終わってない途中の状態だった事」を表す為に使う。

「昨日の夜私が働いていたらパウロが電話してきた」

「Ieri sera mentre lavoravo mi ha chiamato Paolo」

「lavorare」は半過去一人称単数形「 lavoravo」


「Dieci anni fa lavoravo in un restaurante」
「10年前、私はレストランで働いていた」 この場合も10年前の時点で働くという行為が継続していた。「途中だった」という意味。⇨「継続」している時に使うのは半過去「 lavoravo」

過去のある時点で「途中だったこと」「継続していたこと」を表したい時は半過去を使う。

ポイント2

「quando」
「いつ?」という意味の疑問詞として使われる単語。接続詞として使うと「〜する時」になる。

「Quando avevo vent’anni.」「私が二十歳だったとき」

この後に「私は大学で勉強していた」と続けるなら「studiavo all’università 」
使うのは「studiare」「勉強する」の半過去一人称単数形「studiavo」

「大学で」「all’università 」(アッルニヴェルシタ)
「Quando avevo vent’anni studiavo all’università.」
「二十歳だったとき私は大学で勉強していた」
 英「When I was twenty I was studying at university.」

「avere」を過去で使うなら半過去

「私はローマに住んでいた」は「abitare ・住む」を半過去一人称単数形「abitavo」
「Abitavo a Roma.」

「二十歳だったとき、私はローマに住んでいた」
「Quando avevo vent’anni abitavo a Roma.」


「働いていた」や「住んでいた」のように「〜していた」と言いたい時は半過去を使えばだいたいうまくいくが「per」+時間の表現を使う時は動詞を近過去にする。

「私は二十歳の時イタリアに1ヶ月間住んでいた」
「Quando avevo vent'anni ho abitato in Italia per un mese.」
英「When I was twenty years old I lived in Italy for a month.」

日本語は「住んでいた」だが「per un mese」「1ヶ月間」この表現があるので「abitare 」は近過去一人称単数形「ho abitato 」にする。

「Quando avevo vent'anni ho abitato in Italia per un mese.」

半過去は途中だった事或いは継続していたことに使うものなので普通は「per un mese」1ヶ月間のように期間をはっきり区切る表現と一緒には使えない。

重要!!
「〜していた」には半過去。ただし、「per」+時間の表現を使う時には近過去


イタリア語で「半過去」は「 l’imperfetto 」この単語には「未完了な」に加えて「不完全な」という意味もある。

「半過去」のフレーズはそれだけでは不完全なこともしばしばある。

「Quando avevo vent’anni abitavo a Roma.」
「二十歳だったとき、私はローマに住んでいた」と口にすると、
話し相手のイタリア人は「E allora?」「それで?」という顔をするかもしれない。

ネイティブの人には「二十歳だったとき、私はローマに住んでいたのだけどさあ……」のように、まだ話に続きがあるように聞こえる。

半過去のフレーズはそれだけでは不完全な場合も多いことを頭の片隅においておく。

トレーニング
メニュー1

①「二十歳だったとき私はイタリアで勉強していた」「studiare」
 「Quando avevo vent’anni studiavo in Italia.」
  英「When I was twenty I studied in Italy.」

②「五歳だったとき私は東京に住んでいた」「abitare」
 「Quando avevo cinque anni abitavo a Tokyo.」
 英「When I was five years old, I lived in Tokyo.」

③「若い頃私の母はトラットリアで働いていた」「lavorae」
 「Da giovane mia madre lavorava in una trattoria.」
 英「When I was young, my mother worked in a restaurant.」
まずは「〜していた」と言いたい時動詞を半過去にできるように!!

メニュー2

近過去と半過去を使い分ける練習

①「二十歳だった時私は東京に住んでいた」「abitare」
 「Quando avevo vent’anni abitavo a Tokyo.」

過去に継続していたことの話なので使うのは半過去

②「私は福岡に2年間住んでいた」「abitare」
 「Ho abitato a Fukuoka per due anni.」

「Per due anni」「2年間」この表現があるので使うのは近過去。

③「若い頃私はイタリアで働いていた」「lavorare」
 「Da giovane lavoravo in Italia.」

シンプルに継続していたことなので使うのは半過去

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