おぼえた日記

2021年2月18日(木)

Thursday, 18 February 2021

(français)

2019年前期入門編Bienvenue dans la francophonie フランコフォニーへようこそ

L18 ルクセンブルク

今回は、ベルギー・フランス・ドイツに囲まれた小さな国ルクセンブルクをご紹介します

*** *** *** *** *** ***

ルクセンブルクの人口は60万人ほど。中世から現代まで続く大公国です
Le luxembourg est un grand-duché existant depuis le Moyen Âge qui compte environ 600 000 habitants.

*le grand-duché (n.m)

ヨーロッパの中心に位置し、豊かな経済力で知られています
Situé au centre de l’Europe, il est connu pour son fort poids économique.

人口の半数近くが外国人で、隣接する国々からの通勤者もたくさんいます
Les étrangers représentent près de la moité de la population et de nombreux habitants des pays voisins viennent y travailler chaque jour.


法律により、国語としてルクセンブルク語が、行政語としてフランス語とドイツ語が指定されており、
Selon la loi, le luxembourgeois est la langue nationale et le français et l’allemand les langues adnimistratives.

*langue administrative

3言語が公用語と見なされています
Ces trois langues sont considérées comme les langues officielles.


Presque toute la population est trilingue dans cette société où l’on passe d’une langue à l’autre selon le contexte et la situation.
社会の中で3つの言語が使い分けられており、国民ほぼ全員がトリリンガル、つまり3言語話者と言われています


国民の母語はルクセンブルク語で、小学校1年からドイツ語、2年からフランス語を学びます。3言語が公用語の国ですが、ルクセンブルクの町なかの標識や看板はすべてフランス語で書かれていますので、みなさんもぜひ行ってみてください(2018年10月)


ルクセンブルクに関係した日記
⇒2017年9/9の日記
http://gogakuru.com/mypage_509679/diary/2017-09/09.html?m=1

⇒2017年8/28の日記
http://gogakuru.com/mypage_509679/diary/2017-08/28.html?m=1
  ↓↓↓
« Un centre de recherches spatiales européen au Luxembourg »
「ルクセンブルクにヨーロッパ宇宙センター」という記事
https://www.wort.lu/fr/luxembourg/un-centre-de-recherches-spatiales-europeen-au-luxembourg-5ddecd0eda2cc1784e350c2f


*** *** ***
L19

前回までは、ヨーロッパの主なフランス語圏諸国を見てきましたが、このあたりで欧州連合(EU)内でのフランス語事情を確認してみましょう

*** *** *** *** *** ***

フランス語を母語とするEU市民は全体の12%で、(フランス語は)ドイツ語、英語、イタリア語に次ぐ第4位です

En Europe, avec 12% du total des citoyens qui le parlent, le français se classe au quatrième rang après l’allemand, l’anglais et l’italien.


また外国語としてフランス語を話すEU市民は全体の12%で、
En outre, les Européens parlant le français comme langue étrangère représentent 12% du total

英語に次ぐ第2位となっています
et se situent au deuxième rang.


ヨーロッパではすべての市民が母語のほかに2言語を身につけることが目標に掲げられています
En Europe, l’objectif est que tous les citoyens connaissent deux langues en plus de leur langue maternnelle.


**l’objectif est que + subj.接続法(??) 【注意 !】自分でまだ調べている途中なので、間違っているかもしれないので気を付けてくださいm(__)m

・ネットでひとつ見つけたのは、
La proposition est attribut du sujet : 節が主語の補語となっている場合
(例) Le mieux serait que tu le fasses toi-même.

・2019年8/31の日記 (le fait que... の場合 今回と違いますが..復習)
http://gogakuru.com/mypage_509679/diary/2019-08/31.html?m=1


欧州共同体は1958年の発足当時から、
Depuis le lancement de la Communauté européenne en 1958,

すべての加盟国の公用語を共同体の公用語としています。
les langues officielles de chaque pays membres ont le statut de langue officielle de l’Union.

当初、公用語は4言語でしたが、
Leur membre qui était de 4 au moment de la création

2013年には24になりました (注*)
a atteint 24 en 2013.

*atteindre (v.tr*)


共同体の中では長年フランス語が優先される伝統がありましたが、
Il y a eu une tradition francophone pendant longtemps,


近年では欧州拡大とグローバル化に伴う英語の地位上昇が著しく見られます

mais ces dernières années, la montée en puissance de l’anglais avec l’élargissement et la mondialisation de l’Europe est considérable.




« Les Européens et leurs langues. Eurobaromètre spécial 386 », Commission européenne, 2012.

(注*) 2019年2月現在24。英国離脱により、23になる予定。…とテキストには書いてありましたが、EUのHPには、今も L'UE compte 24 langues officielles.(EUの公用語は24)となっています
https://europa.eu/european-union/about-eu/eu-languages_fr




EU加盟国は23になりました(×)  (〇)EU加盟国は 27か国

 ↑アメリカ民主主義さん、ありがとうございますm(__)m


公用語は24のままのようです (要確認)


*** *** *** *** *** ***

以前EU加盟国を調べたときの日記

⇒2018年8/9の日記 
http://gogakuru.com/mypage_509679/diary/2018-08/09.html?m=1




(2021.2.23 追記)

Leur membre qui était de 4 au moment de la création a atteint 24 en 2013.
の一文とその訳文がよくわかりません

疑問(わからないこと)
・membre という言葉で、人や組織だけでなく公用語のことも表すことが出来る?
・人や組織(加盟国など)を表す例で、leurs membrs のように複数形のことが多いが、ここはなぜ leur membre なのか?

Leur membre qui était de 6 au moment de la création a atteint 28 en 2013.

ならば、理解できるのですが。




kurima さん
また、テキスト注では、Brexit で23になる予定、と書かれていますが、EUオフィシャルサイトには、The EU has 24 official languages. さらに、Even after the withdrawal of the United Kingdom from the EU, English remains one of the official languages of Ireland and Malta.とも書かれていて、これは、テキストにあるように、Brexitで23になることはないということを示唆しているのではないでしょうか

「ブリュッセルでは、ほぼすべての会議が通訳に頼ることなく、英語で行われている」と書かれている評論を見つけました。この方の記事の中では「(EUでは)日常業務に使用する言語は英語とフランス語、ドイツ語とされている。だが、実際に使用されているのは英語とフランス語のみだ」←ホントなんでしょうか... ??
https://forbesjapan.com/articles/detail/32372/1/1/1
2021年2月23日 19時12分
kurima さん
アメリカ民主主義さん、
リコメントが遅くなり、すみませんm(__)m コメントありがとうございます

EU加盟国は現在27か国ですね!
公用語数については、アメリカ民主主義さんのご指摘のように、発足当時はその4言語だったのですね。((西)ドイツ・ベルギー・フランス・イタリア・ルクセンブルク・イタリアの6か国ということを再学習!)。EU拡大とともに各国の公用語が加えられたようです。外務省のEU関連用語集に、24の公用語となっていました。
2021年2月23日 15時54分
EUの加盟国は現在27か国です。EUの母体のEECは6か国で、構成国から考えると、公用語はドイツ語・フランス語・イタリア語・オランダ語のはずです。
2021年2月19日 6時18分
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