おぼえた日記

2023年3月6日(月)

虚往実帰 2016-10-09
「あるときはありのすさびに憎かりきなくてぞ人は恋しかりける」(伊行釈)
「あるときはありのすさみに憎かりき忘られがたくなりし歌かな」(牧水『独り歌へる』)
「ある(生きている)状態にまかせていること。」(『日本国語大辞典第二版』)
版』)
「ありのすさび」という語彙がやたらと耳につき好奇心を揺さぶり、そして追究したいと
いう欲望でいっぱいになった。冒頭で引用したのは、『源氏物語』桐壺巻の「引歌」とされる
和歌、そしてまた若山牧水が歌に詠んでいるということである。
『日本国語大辞典第二版』によれば冒頭の引用に引き続き「あるにまかせてすること。生きて
いるのに慣れて、何とも思わないこと。いいかげんに過ごすこと。」とある。
「すさぶ」は「こころのおもむくままにまかせること。」の意味で、「口ずさむ」などの語彙が
同類の意味を持つ。『日国』では用例として『古今和歌六帖第五 ものがたり』の「ある時はあり
のすさびに語らはで恋しきものと別れてぞ知る」という歌が掲げられている。
歌の意味としては「生きている時は慣れてしまい何とも思わず親密に語らうこともしないでいた
のだが、その人が恋しいものとは死して別れて初めて知るものであるなあ」というほどか。
身近な親愛なる人に対して、人は怠慢に横柄になりいつしか愛情を忘れてしまうが、その人を
失って初めて愛に気付くという、生きる上での皮肉が集約的に述べられている語彙ということができる。

ありし日の ありのすさびの憎しみも
煙となりて夫は焼かるる
徹子の部屋 林真理子
林真理子の父母は二人とも大正4年9月1日に生まれ、父孝之輔は
93歳、母みよ治は101歳まで生きたという。

La longévité est−elle une grâce?
Toute peine mérite salaire.

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Toute peine mérite salaire.

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«Casse-Noisette» «je serai là»
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 «Casse-Noisette»
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