「一挙三得中国語」第4 課 杞人忧天
まとめてみよう
杞国人的烦恼是如果天塌下来和地陷下去怎么办。热心人开导他说,天不掉下来和大地都不动。他才放下心来。(hakobe-nonki作成 48字)
杞の国の人の悩みは、もし天が崩れ、地がへこんだら、どうしたらいいかということだ。親切な人が彼に、天は落ちないし、大地は動かないと教え聞かせた。彼はようやく安心した。
練習問題
1 他每天忧心忡忡,愁眉不展,连饭也吃不下来。
彼は毎日心配ばかりし、眉をひそめているばかりで、ご飯すら食べられなかった。
2 我放心了,也饿极了。那我请你一下,你喜欢吃什么?
安心しました。お腹もとてもすきました。さああなたにご馳走をしましょう。何がお好きですか。
有名な「杞憂」の話。東日本大震災や御嶽山の噴火などが頭に浮かび、大地も動くことがあるけどなあと思ってしまう。ロシアに隕石が落下したこともあるので、天が崩れたと言えなくもない。杞の人の心配もあながち的外れとも言えない。
なあんて考えてしまうと、要約が難しくなるので、とりあえずは本文に沿って書いてみた。練習問題2は、お騒がせ「杞人」という感じにしてみた。こんな風に人を振り回したあげく、けろりとしている人、いますよね。
この話が収録された『列子』は戦国時代の書物。『老子』や『荘子』とともに道家思想をつたえる古典。「杞憂」の他、「朝三暮四」「愚公移山」などよく知られた絶妙な寓言・寓話が多いそうだ。
第3課の「蟷螂捕蝉」が儒教、「杞憂」は道教、対比すると、儒教は生真面目、道教はなあなあともいえなくもないな。出来れば道教流に暮らしていきたいけれど、そうもいかないこともあり、窮屈だ。
「めざせ!発信型の中国語」第4課 子音②
入門時期、そり舌音zh/ch/sh/rが、もの凄く難しく思えた。今でも舌面音j/q/xとの区別がつかないことが多い。それらに隠れて舌歯音z/c/sが疎かになり、ピンインを見てもとっさに言えなかったりする。iの音の発音がそれぞれ違うのだが、それを忘れがちになるのだ。
基礎に何度でも戻って、何度でもやり直す、永遠の初心者だなあ。
アジア大会、なでしこ・女子マラソン・男子マラソン、それぞれメダルを獲得。連日、応援に力が入った。
放送大学のこと、hakobe-nonkiさんから聞き、私も今回は少し見てみようかなと思いました。面白い情報、ありがとうございます。
「杞人」たしかにいますね~。
このところの自然災害、杞憂に終わらなくて本当に怖いです(T_T)
蘩蔞呑気小姐、晚上好。
故生不知死,死不知生。
来不知去、去不知来。
壊与不壊、吾何容心哉。
崩れるかもしれないし、崩れないかもしれない。
生きているうちは死ぬなんてことは、
経験していないのだからわからない。
だから、無駄なことは考えても仕方ない。
空即是色、色即是空。
あるようでない。
これは、原子を東京ドームの大きさに例えるとの原子核の大きさはパチンコの玉ぐらいで、中はスカスカ。
物はまさにあるようで、無い、です。
ギリシャのデモクリトスの原子論と、時代的に同じ紀元前四世紀の老荘思想は似ている。
思想の健全さと、物理学的な科学の目を持っているように思います。