⑸自動詞か他動詞かの区別
ここでは簡単に主語+動詞(S+V)の後に名詞がくればその動詞は他動詞とする。
主語+動詞のあとに名詞なら動詞は他動詞
練習問題
⑴The bell rings at seven.
7時にベルがなる。
↓
答え 自動詞
⑵ They ring the bell at seven.
彼らは7時にベルを鳴らす。
↓
答え 他動詞
◎問題 *印の単語が自動詞か他動詞か答えなさい。
⑴The mother *lay beside her baby on the bed.
↓
答え 自動詞
lay 乗り切って後が前置詞だけで目的語になる名詞がない。lay は自動詞lie の過去形。
lie-lay-lain 。
「母親はベッドで赤ちゃんのそばで横になっていた」。
⑵ Most birds *fly together when they *make a long journey.
↓
fly のあとのtogether は副詞ですからfly は自動詞。make +名詞ですからmake は他動詞。
「たいていの鳥は長い旅をするとき群れになって飛んでゆく。
⑶He could not *account for his foolish mistake.
↓
他動詞を「SはOを…する」と覚えている人は‘…を説明する」だからaccount は他動詞と思い込みますが、間違い。日本語でどう言うかより英語の組み立てが先。for は前置詞ですからaccount は自動詞です。account for =explain を基礎にaccount for 全体を熟語の他動詞と習った人もいるかもしれません。クルクル基本知識を変えないでまずは基本です。
「彼は自分の愚かな誤りを説明できなかった」。
※単語解説 account 説明する、占める、見なす
例文
The phenomenon can be accounted for by the recent changes in climate.
その現象は最近の気候変動によって説明される。
Tourism accounts for about 10% of the country’s economy.
観光はその国の経済の約10%を占めている。
He is accounted an expert in his field.
彼はその分野の専門家と見なされている。
⑷The dress should *sell at a high price.
↓
He sold this dress.なら彼がこの服を売った。sold はthis dress を目的語にする他動詞。
問題文のsell のあとは前置詞。しかも主語が人ではなくthis dress と物になっている。
sell は自動詞。
「この服は高い値段で売れるはずだ」。
⑸When it *gets cold ,they *leave their home.
↓
get の後が形容詞。動詞+形容詞の構文の動詞は自動詞です。
leave their home のhome は前に所有格がありますから名詞。leave は他動詞。
get は自動詞、leave は他動詞。
「寒くなるとそういう鳥はすみかを離れる」。
⑹The mother has *laid her baby on the sofa.
↓
laid のあとに前置詞なしでher baby という名詞が続いています。laid は他動詞lay の過去分詞。
lay-laid-laid と変化します。
「母親はソファに赤ん坊を寝かせた」。
⑺The company *suffered a 15% drop in sales.
↓
suffered+名詞ですからsuffered は他動詞。動詞と名詞の間に前置詞があるかないかを第一の手がかりにして考える。
「その会社は売り上げが15%低下した」。
※単語解説 suffer こうむる、受ける、辛抱する
例文
Many people suffer from allergies in the spring.
多くの人々が春にアレルギーに苦しむ。
He’s suffering from a severe cold.
彼はひどい風邪に罹っている。
The economy suffered a great loss.
経済は大きな損害を被った。
⑻The meeting will *take place tomorrow.
↓
take +名詞だからtake は他動詞。
「その会合は明日行われるだろう」。
⑼English is *spoken in many parts of the world.
↓
is spoken の後がin many parts だからspoken は自動詞と考えるのは間違い。
is spoken は受動態。They speak English.を受動態にするとEnglish is spoken.のように
他動詞の目的語が主語になるのが受動態。受動態の形自体が他動詞であることの目印と考える。
受動態になれるのは他動詞だけ。
「世界の多くの地方では英語が話される」。
⑽Your nose can *pick up the smell of things.
↓
難問。
pick up the smell のup は前置詞ではなく副詞。pick はthe smell を目的語とする他動詞。
「鼻は物のにおいを感じとることができる」。
(11)This is the man whom I *met in the meeting.
↓
met inだから自動詞と考えるのは間違い。whom が目的格の関係代名詞。
元々はI met the man in the meeting.という文。
met は他動詞。
「これは私がその会で会った人だ」。
(12)I have two important phone calls to *make.
↓
make の目的語がphone calls という文の構造がある。
他動詞。「かけなくてはいけない大事な電話が二つある」。
自動詞、他動詞意識してなくて使ってますので、改めて復習します。
メジロですが、実物を眼にされたことありませんか?
昔の人がウグイスと思って、色からウグイス餅うぐいす豆となりました。
朝のうちは薄曇りの天気ですが、今日は昨日より暖かくなる予報です。家の中にいるのはもったいないので、出かけることにしました。年明けて、初めてコートではなくジャケットを羽織って家を出ました。
いつもコメントを有難うございます。
ボールペンをほんの数日で一本使い切るということをされていたんですね。
皆さんが、ひたすら、実にたくさん、深く学習されていることを
改めて感じています。
自動詞、他動詞の解説と例文、そして解説、力作ですね。
私も基本を思い出しながらよみました。
時間を有効に使っていらっしゃるのですね。
30分椅子に座っていらしたら、ちょっと立って体を動かされるといいですよ。
私も座りっぱなしにならないように注意しています。