今日の映画のタイトル
«Радуга»
「戦火の大地」
ポーランド出身の女流作家ワンダ・ワシレフスカヤの小説「虹」の映画化。
(原題も「虹」である。)
1994年にリトアニ行った帰りのモスクワの空港で東京行きの飛行機に乗り込んだ時、窓から虹が見えた。
二重の虹を見たのはそれが初めてだった。
そのときのロシアもリトアニアもソ連解体後間もなくて混乱というより沈滞のただなかにあったのだけれど、虹は再生の証のように思えた。
映画もナチス・ドイツ占領下のウクライナの農民たちの抵抗を描く苛烈なものだ。
子どもが犠牲になるのがとても辛い。
日本語表記だと同じ「ラドガ」になってしまうが、Ладогаはロシア・フィンランド国境地帯にあるヨーロッパ最大の湖。