<BBCニュース1月1日>
Ivory Coast says French troops to leave West African nation
象牙海岸政府 フランス軍の西アフリカから撤退を発表
◎要旨
セネガルでも2025年末までにフランス軍の撤退を先月発表している。フランス軍の撤退で西アフリカにおける旧宗主国の軍事的影響力はさらに弱くなる。マリやブルギナファソなどでは反フランス感情の高まりから既に撤退しており、これらの国の政府はロシアへの接近を強めている。
武具りなふぁそル
Ivory Coast has announced that French troops will withdraw from the West African nation, further reducing the military influence of the former colonial power in the region.
In an end-of-year address, Ivory Coast's President, Alassane Ouattara, said the move was a reflection of the modernisation of the country's armed forces.
Separately, Senegal, which last month announced France would have to close its military bases on its territory, confirmed the withdrawal would be completed by the end of 2025.
Ivory Coast is home to the biggest remaining contingent of French troops in West Africa.
There are some 600 French military personnel in the country with 350 in Senegal.
"We have decided in a concerted manner to withdraw French forces from the Ivory Coast," President Ouattara said.
He added that the military infantry battalion of Port Bouét that is run by the French army would be handed over to Ivorian troops.
France, whose colonial rule in West Africa ended in the 1960s, has already pulled its soldiers out of Mali, Burkina Faso and Niger following military coups in those countries and growing anti-French sentiment.
The government of Chad - a key Western ally in the fight against Islamic militants in the region - abruptly ended its defence co-operation pact with France in November.
★語句
battalion大隊
◎私見
マクロン大統領の時代になり、フランスのアフリカの旧植民地に対する関与がますます希薄になっている印象がある。フランスの国力の衰えなのか、それとも、国内政治で精一杯なのか、他国との関係はEU諸国など欧州が中心になっているのだろうか。個人的には、フランスの有権者が外交には関心がないためではないかと感じる。
この点、日本でも同様の傾向はみられ、日本人のパスポート保有率が17%とかなり低い数字になっている。もしかすれば、自国を魅力的に思うと、外国に対する関心が薄れるのかもしれない。
昨年のBBCニュースの選択は、目に留まったものを選んでいたような気がします。今年は、複数の記事から比較して選別したいとは思います。
ウクライナ戦争が起きても、アメリカの経済は絶好調です。エネルギー価格が上昇しても、石油はシェールガスのおかげで輸入の必要はありませんし、穀物も豊富。しかも、武器は輸出急増ですから、困るのは労働力不足によるインフレぐらいなのかもしれません。
日本人の外国離れと言っても、私の次女は今アメリカ旅行中ですし、長女の義理の妹はドイツを旅行中のようです。パスポートを持っている人は有効活用しているようです。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も自分ではなかなか触れることがない、でも大切な時事問題や世界情勢など勉強させていただきます。
どの国もロシアウクライナ戦争をきっかけに政治的にも経済的にも負の影響を受けていると思います。安心して暮らせる、そして人々が自由に文化を共有できる世の中になって欲しいと願っています。
海外へはやはり円安がきいていると思います。
私は、今しか行かれないと思っているので、行きますが、まだまだその時ではないと思っている人も多いです。
世界が平和でないと海外は安心して出かけられない気持ちも強いでしょうね。