おぼえた日記

2012年8月18日(土)

今日はフランス語の定冠詞について

ほとんど本の丸写しになっちゃいました(^_^.)


 定冠詞(名詞の全部を示す)


a. 唯一の存在であるため、通常その名詞が現れると、その名詞の全存在を意味するとき
Le soleil brille. 太陽は輝く
La Terre tourne. 地球は回る
La mer est vaste. 海は広い

これは、簡単ですね。

でも、こんなことも
海を部分的に命名して
la mer du Japon (日本海)

あの惑星にも月がひとつある、というときの
une lune

b. 名詞補語、関係節等による状況において、名詞がその意味するもののすべてであるとき

la tête, les yeux, les cheveux, les parents de Sylvie
シルヴィの頭、目、髪、両親

l'argent qu'on lui envoie
彼(女)に送るお金

L'homme est encore là.
男はまだいる。
☆この「男」は、「先程来た」などの文脈が先行(時には後続)文のなかにあって、補語節と同様の役割を果たす。


c. 名詞の意味するものの全部(あるいは分野全体)を対象とするとき

J'aime le café, les animaux, la liberté.
私はコーヒー、動物、自由が好きだ。

☆愛するだけなら、宇宙全体を愛しても許容量を超えることはない。
だから、世界中のコーヒー、動物、自由を愛するのは誰にでもできる
。。。という理屈

動物は多種多様なので複数(les)、

コーヒーは飲み物(植物)の一種類なので単数(le)、

自由は名詞補語、形容詞を伴わないとき(単独のとき)は
抽象的なので複数(具体性)にはならず、一括してlaとなる。

Je sors le(les) dimanche(s).
日曜はいつも出かけます。

☆le dimancheは、曜日の種類で、「日曜閉店」などに
les dimanchesは、「毎日曜」というニュアンス


Ça coûte 10 francs le kilo.
キロ当たり、10フランする。

☆値段は単位(㎏)当たり、つまりキロで単数(le kilo)なら常に10フランという表しかた。

日本人としては1キロ当たりと言ってほしいところだけれど、
フランス語のunには、数詞的な「ひとつ」のほかに、
「任意のひとつ」の意味もあるので、「これ以外ない」と限定するleをとるのでしょう。。。


d. 定冠詞の縮約
縮約による意味上の変化は一切ないが、定冠詞の存在を感じることが必要

Au travail! 仕事につこう!
à +le 定冠詞は、「休息」から「仕事」への分野の移動を示す。


dex litres aux cent 100キロメートルあたり10リットル(ガソリン)
à+les 定冠詞は「どの100キロにも」を示す。


le livre du professeur
de+le 先生といえば「この人しか」指さない場合の先生


Il vient des Etats-Unis.
de+les この名称を持つ唯一の国を表すために定冠詞が先立っている


    ☆☆☆明日はたぶんお休みです☆☆☆

YOICHIさん、
フランス語、基礎固めしているご様子。
お役にたてれば幸いでする。
今日は、écouterとentendreについて書きましたよ♪
2012年8月19日 20時30分
YOICHI さん
フランス語の定冠詞って「全部、すべて」ってことがキーポイントのようですね。
なるほど。とても勉強になりました(^.^)
2012年8月19日 16時09分
今回のは基礎の基礎だからまだわかりやすいでしょ?
次回からは不定冠詞も出てきて、眉間にしわが寄ると思います(^.^)
2012年8月19日 9時36分
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