セーヌ川の写真を見て、この詩を思い出しました。
またまたジャック・プレヴェールの詩です。
Chanson de la Seine
La Seine a de la chance
Elle n'a pas de souci
Elle se la coule douce
Le jour comme la nuit
Et elle sort de sa source
Tout doucement, sans bruit, sans sortir de son lit
Et sans se faire de mousse
Elle s'en va vers la mer
En passant par Paris.
La Seine a de la chance
Elle n'a pas de souci
Et quand elle se promène
Tout au long de ses quais
Avec sa belle robe verte
et ses lumières dorées
Notre-Dame jalouse, immobile et sévère
De haut de toutes ses pierres
La regarde de travers
Mais la Seine s'en balance
Elle n'a pas de souci
Elle se la coule douce
Le jour comme la nuit
Et s'en va vers le Havre, et s'en va vers la mer
En passant comme un rêve
Au milieu des mystères
Des misères de Paris.
Jacques Prévert
訳してみました。が、私は詩的センスはないので、
大体こんな意味なのねーという感じで。
セーヌの歌
セーヌは運がいい
悩みなどない
のんびりと暮らしている
昼も夜も
源から出で、
まったく静かに、音もなく、氾濫することもなく
泡を立てることもなく
海へと流れて行ってしまう
パリを通って。
セーヌは運がいい
悩みなどない
その河岸にずっと沿って
その緑色の美しいローブをまとい
黄金の光とともに
散歩するとき
身動きもしない堅苦しいノートルダムは嫉妬する
石のそそりたつ高みから
意地悪そうに見て
でも、セーヌは気にもとめない
悩みなどなく
のんびりと暮らしている
昼も夜も
そして、ル・アーヴルへ流れ行く、海へと流れ行く
パリの隠された雑多な悩みの中を
夢のように通って。
ジャンヌ・モローの朗読
http://www.youtube.com/watch?v=p1VH2BZCMUE
☆今日は、「覚える作業」がたくさんあるので星の王子さまはお休み。
ありがとうございます。ほめられて戸惑っておりまする。
実は私は詩というものが苦手で、日本語の詩も一切読みません。
しかしなぜか、ジャック・プレヴェールの詩だけは好きなのですね。で、本まで買ってしまいました(^^)
不思議ですが、熟知している言葉である必要はないということなんでしょうか。
すてきな詩ですね。
うっとりしながら読みました。
コメントにあった「メトロポリタン美術館」は大貫妙子さんでしたね。
あの歌もなつかしいですね(^^)
それから「~になる +造格 の動詞」、ありがとうございました!
紹介されていたロシア語サイトも楽しかったです。
お話サイトを見ながらYou-Tubeで音声を聞きました。
私にはまだ意味が?だけど、楽しい雰囲気を味わうことができました(^^)♪
スペイン語がおできになるからフランス語は抵抗ないでしょ?
是非、始めてください♪
一応訳してみましたよ。
訳の方は「詩」と思って読まないでくださいね(^.^)