『ニュースで英会話』 投稿課題にchallenge!
Title : ICHIRO JOINS YANKEES
「イチロー NYヤンキースへ」
Subtitle : YELLED BY SEATTLEITES, WELCOMED BY NEW YORKERS
「シアトルのエールとニューヨークの歓迎を受けて」
【見出し文法10か条】
伊藤サム『伊藤サムと読むニュース英語入門1』ジャパンタイムズ(2010)より
①現在形は過去を表す
◉現在の出来事は現在形で書く。目の前で事件が起きているような臨場感が出る。
◉以前の出来事は過去形で書く。最近のことでも見出しの中に「いつ」を表す語がある場合は一般的に過去形で書く。
②過去形は受動態を表す
◉過去形に見える部分の多くは「be動詞(省略されている)+過去分詞」(受動態)である。
③未来はtoで表す
◉toはbe going to の略。
◉toは「~のために」という目的の意味で使われることも多いので、文脈から判断する。
④be動詞は省略される
◉be動詞は冗長なので見出しでは省く。
◉be動詞の省略にはいくつかのパターンがある。
⑤冠詞、代名詞、明らかなことも省略される
◉冠詞や代名詞のほか、わざわざ書く必要もないほど明らかなことも省略される。
⑥短い単語で代用する
◉長い単語は似た意味を持つ短い単語で代用する。
⑦「名詞+名詞+名詞」で短く表現する
◉名詞を形容詞のように使い、複雑なことを表現する
⑧コロン(:)は、saidやaccording toの略
◉できるだけ簡潔な文章にするため、コロンなどの記号を使う
⑨コンマ(,)とセミコロン(;)は、andの略
◉andはコンマで代用する。2つの文を1つの見出しにまとめ、前文とつながって意味が紛らわしくなる場合にはセミコロンを使う。
⑩意味不明な見出しは、たいてい言葉遊び
◉韻を踏む:文脈に合う単語ではなく、同じ響きを持つ単語を優先して使うため、奇妙な意味になる。
◉ダジャレ:音が似ているだけの単語を、意味が文脈にまったく合わなくても無理やり使うので、意味不明になる。
◉歌詞や映画タイトルなどから引用したユーモア見出し:原典を知らない人には、意味が十分伝わらない。