Leçon 42
mercredis 16,23 janvier 2019
Le client : Madame, s’il vous plaît. Ça sert à quoi ?
La vendeuse : C'est une pochette à passeport.
C'est pratique, si vous voyagez.
Le client : Justement, je pars une semaine à Bangkok en juillet.
La vendeuse : Vraiment ? Je connais bien cette ville.
C'est magnifique !
ヴァンヴのみの市にて
男性客:すみません。これは何に使うのですか。
お店の人:パスポートを入れるポシェットですよ。旅行するなら便利ですよ。
男性客:ちょうど7月に1週間,バンコクに行くんですよ。
お店の人:本当ですか。あの町ならよく知っています。すばらしいところですよ!
pochette à passeport「パスポートを入れるポシェット」
pratique (a) 便利
フランス語らしく発音しましよう!
[justement] [vraiment]
単語がmentで終わっている副詞の発音。フランス語では,形容詞にmentをつけて副詞になる単語が多くある。
justementは「正しい」という意味の形容詞 justeに vraimentは「本当の」という意味のvraiに,それぞれ副詞を作るmentがついている。
mentは鼻母音の音で発音。まず口を閉じてmを発音する準備。
そしてenの鼻母音に移る。このとき,ロは大きく「ア」の形にして,息か鼻から抜けるような感じで発。日本語で「アン」と言うときのように,最後,口が閉じることはない。
副詞の前半部分
justementのjusteのjは,唇を丸めて蒸気機関車の「シュー」という音を濁らせて作る。そのまま舌を下の前歯の裏につけると, juの音が出る。
コツは口の丸まりを維持すること。その後, steを軽く付け加えます。teは調子を整えるために,緊張しないで発音するeの子音の音になる。
vraimentの前半部分vraiを発音するために上の前歯を下の唇に触れさせてvの音を作る。
raiはrの音に「広いエ」の音を加えます。初めに練習するとき,頭を少し後ろに倒して息の通る道を狭くしてやると, rの音が出やすい。
\ Bienvenue chez nous ! /
Perrine : Je pars à Kumamoto.「熊本に行きます」
Aki :ペリーヌ,出発するのはいつですか。
Perrine : En aoüt.「8月です」
月の名前
Janvier, février, mars, avril, mai, juin, juillet, août, septembre, octobre, novembre, décembre
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
* 8月だけ, août [ウ]または [ウトゥ]と,発音が2通りある。どちらを発音しても大丈夫。
「~月に」(前置詞enをつける)
en janvier, en février, en mars, en avril, en mai, en juin, en juillet, en août, en septembre, en octobre, en novembre, en décembre
Je pars en aoüt.「8月に出発します」
Je pars Kumamoto en aoüt.「8月に熊本に行きます」
【文化コーナー】(放送なし)
フランス人の休暇と旅行について教えてくたさい。
大半のフランス人給与所得者は, 1年に5週間の休暇を取れます。
La plupart des salaries français peuvent bénéficier de cinq semaines de congés par an.
多くのフランス人にとって,バカンスに太陽と観光,あるいはそのどちらかはつきものです。
Pour de nombreux Français, les vacances riment avec le soleil et/ou les visites touristiques.
rimer avec [qch] vtr (aller avec) go with, rhyme with :
旅行の目的地としてはヨーロッパが好まれます。
Les destinations de voyage préférées restent européennes.
フランス人が最も訪れる3大都市はバルセロナ,ロンドン,ローマです。
Les trois villes les plus visitées par les Francçais sont Barcelone, Londres et Rome.
もっと知りたいフランス語
Je connais の後に場所の名前を続ければ,知っている場所が言えます。その場所に詳しければ,《Je connais bien ~》
〔会話の例〕
(親しい人なら) Tu connais Kumamoto?「能本を知ってるの?」
(相手と距離を置く関係なら) Vous connaissez Kumamoto ?「熊本を知っていますか」
Oui, je connais bien cette ville. 「はい,その町をよく知っています」
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今、村上春樹のKafka sur le rivage を読み返しています。昔々、語学の勉強には多読と精読の併用が必要と聞いたことがあります。なので、わからない単語はすっとばして読んでいたのですが、NHKの基礎編や応用編で出てきた単語は覚えても、読んでいく際に辞書を引いただけの単語は片端から忘れています。
45章にElle est là, en chair et en os, というのがあって、今回は普通に聞き取れたのですが、少し前に応用編で出てきた時は、最初は聞き取れませんでした。本には、辞書を引いた後があったのですけど…
なので、少しずつ。
49章
Bientôt, je vois arriver un 4 x 4 Datsun, aux pneus surélevés et à la carrosserie massive, qui de toute évidence n’a pas dû être lavé depuis au moins six mois….Un homme grand, vêtu d’un large tee-shirt blanc et d’un bermuda kaki délavé, chaussé de baskets aux talons écrasés, ouvre la portière et descend.
nm pneu (pneumatique) tire
adj délavé (dont les couleurs ont pâli) washed-out, faded
vtr écraser (aplatir) press
nf portière (porte de voiture) door, car door
私は、逆にニュースとかがダメで、「お勉強」と思って頑張らないと読めないのです。村上春樹の小説は、日本語のほうがわかりにくいいうか、細部を読み飛ばしてしまって、これを、外国の読者にわかるようにきちんと翻訳した英語版やフランス語版のほうがわかりやすいような気がします。もっとも、英語版で、小説名忘れましたが、フランスパンのバタールが、「バターをつけたフランスパン」ってなっているとこがありましたが(笑)
servir de は、日本語の感覚の自動詞と他動詞と、意味が逆になっているみたいな印象を受けました。
Ça sert à...は、クリア。servir de...は、ちょっとした時間の合い間に、もう少し考えてみないとダメそうです。Servirは大事な動詞ですね、se servir de などをさらっと使いたいものです。ではまた!