おぼえた日記

2024年12月12日(木)

■現代英語 China waives short term visas for Japanese

 Authorities in China are making it easier for travelers from abroad to enter their country. They have temporarily relaxed a restriction they had imposed during the pandemic. They're allowing Japanese citizens to visit without a short term visa.
 In the past, many Japanese citizens entered China without one for vacations and business trips. But the Chinese government suspended the visa exemption in 2020 due to the coronavirus.
 China's foreign ministry announced Friday the visa exemption will take effect again on November 30. It will continue at least until the end of next year. Eight other countries will also get a similar exemption. Beijing also says it will be extending how long those stay are good for. 
 China began resuming exemptions for certain countries, like Singapore, last year. But Japan had not been included at the time. Tokyo repeatedly called on Beijing to bring it back, at the request of Japanese companies.(略)

*waive 放棄する 撤回する
relax restriction 制限や規制を緩和する
impose 条件などを課す / 巣spende 停止する
the visa exemption そのビザの免除を *exemption 免除
be good for... …にとって丁度良い *...の期間、有効だ 
resume 再開する 

■ラジオ英会話 168 未来 :現在形、現在進行形
go well with~ ~と上手くいく あう
drop by and say hello 立ち寄って挨拶をする

〇Uncle Barry is coming over on Sunday.
(バリーおじさんが日曜日に訪ねてくるの)
▼現在進行形の表す未来: 未来の時点へ入り込むイメージ
①I'm leaving for London next month.
(私は来月ロンドンに向けて出発します)
②I'm going to keave for London next month.
(私は来月ロンドンに向けて出発するつもりです)
**①は予定を述べている。②は予定というほどの具体性はない。
▼現在形で表す未来
It starts at 8 p.m.
(それは午後8時に始まります)
番組表 式次第など確定した未来・カレンダー
▼will be -ing形で表す未来→進行形よりソフトな感じ
will be arriving at Tokyo tomorrow.
(あした東京に到着することになっています)

①私は今晩家にいます。明日の朝早く起きなくてはならないのです。
②学校は3時30分に終わります。そのあと私は午後ずっと時間があります。
③今週木曜日、あなたの先生方と会うことになっています。あらかじめ知っておくことは何かありますか?
1 I'm staying in this evening. I have to get up early tomorrow morning.
2 School finishes at 3:30. After that I'm free all afternoon.
3 I will be meeting with your teachers this Thursday. Is there anything I should know beforehand?

■美術に見るイタリアの女性像 Le donna italiane nell'arte ⑲-1
La strega e Babbo Natale  La leggenda della Befana
(魔女とサンタクロース  ベファーナの伝説)

*イタリアではサンタクロースのように煙突から入ってきてお菓子をくれるベファーナというおばあさんがいるそうです。

“Oh Befana Befanina, fai ben piena la calziona! Non badare ai capriccetti, porta bambole e confetti!”
(ベファーナさん、ベファニーナさん、靴下をいっぱいにしてくださいな。わがままを気にしないで、お人形とお菓子を持ってきてくださいな。―作者不詳の民間伝承歌)

①Il 6 gennaio è la festa dell'Epifania.
 Originariamente un giorno per celebrare il battesimo di Gesù Cristo, divenne però in seguito il giorno per commemorare i tre Re Magi, venuti dall'Oriente, guidati da una stella, per visita e adorare il Signore appenanato.
 1月6日は公現祭の日です。もともとはイエス・キリストが洗礼を受けたことを祝う日でしたが、東方から星に導かれてやってきた3人の賢者(マギ)が誕生したばかりの主のもとを訪れて礼拝した記念日になりました。

*Epifania 公現祭/ originariamente もともと・独創的に
batesimo 洗礼/ in segutito その後
commemorare 他動詞 記念する/ adorare 礼拝する
il Signore 主 神/ appena nato 生まれたばかりの

②È quindi un giorno di festa in cui Cristo si è rivelato alle genti, ma è anche un giorno di gioia per i bambini italiani, perchè se sei un bambino buono, una strega chiamata Befana ti darà una calza piena di dolci.
 Per i bambini cattivi, invece, le calze sono piene di carbone.
 キリストが異邦人にその姿を現したおめでたい日というわけですが、その日はイタリアの子どもたちにとっても嬉しい日です。というのも、もし良い子なら、ベファーナという魔女がお菓子の詰まった靴下をプレゼントしてくれるからです。
 でも、悪い子への靴下には炭がはいっているのですが。

*rivelarsi (実体が)わかる 示される (宗)示現される
strega 魔女/ calza 靴下/ cattivo (道徳的に)悪い 邪な

〇イタリアの伝承、お祭り、祭日
<伝承>
古い歴史を持つイタリアでは、伝説(leggenda)や迷信(superstizione)のたぐいは無数に存在し、魔女(strega)や悪魔(diavolo)、怪物(mostro)が登場したり、呪い(maledizione)や罠(trappola)、復讐(vendetta)といったストーリーもあります。
<記念日・祭日>
1月6日公現祭(Epifania)
 …クリスマスの飾りはこの日まで出しておく地域が多い。
  イタリアではクリスマスは家族と、大晦日や元旦は友人や恋人と過ごす
春分の日のあとに初めて訪れる満月の次の日曜日 
 復活祭(Pasqua)とその翌日...キリストの復活を祝う休み
4月25日 解放記念日(Anniversario della liberazione)
5月1日  メーデー(Festa del lavoro)
6月2日  共和国記念日(Anniversario della liberazione)
8月15日 聖母被昇天(Ferragosto )
11月1日 万聖節(Ognissanti)
12月8日 無原罪の御宿り(Immacolata Concezione)
12月25日 クリスマス(Natale)
その翌日  聖ステファヌスの日(Santo Stefano)

〇今回の関連絵画
ベノッツォ・ゴッツォリ作<バーリの聖ニコラウス>
1464-65 サン・ジミニュアーノ、サンタゴスティーノ教会
サンタクロースはいくつかのキャラクターが融合してできたキャラクターですが、その一人がバーリ(Bari)の聖ニコラウスです。
彼は、貧しい家庭の3人の娘に持参金としてつかえるように3個の金の玉を1つずつ贈ったとの逸話があります。

マリアンジェラ先生の住んでいた地域(北イタリアの一部地域)では、サンタルチアが良い子にはお菓子を悪い子には炭をくれるそうで,その時期が近づくと子どもたちは皆良い子にしていたそうです。昔はほんとうに炭が入っていたそうですが、今は炭の形をしたお菓子が売られていてそれも結構おいしいそうです。
ベファーナでもサンタルチアにしても、イタリアの子供たちにとっては、この時期は1年の中で楽しみの多いシーズンなのですね。

ぴのみ さん
サンタクロースはクリスマスを象徴するような存在なので、キリスト教と深い関係があるように思っていましたが、そうではないようですね。イタリアのクリスマス、ベファーナさんという魔女のおばあさんのお話は楽しいですね。
2024年12月12日 16時42分
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