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Flurry-blurryさんの おぼえた日記 - 2024年5月18日(土)

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2024年5月18日(土)のおぼえた日記

★to+動詞(to不定詞)の意味を矢印のイメージで理解してみよう

toは、とてもよく出てくる単語ですね。「~へ」と訳されるのが代表的で、「方向」あるいは「到達点」を表します。例えば、ニュースに出てきたsix to 18 months「6か月から18か月」は、6か月から18か月という「方向」へ「向かって」いく矢印のイメージです。
要するに、toは矢印(→)のイメージです。先ほどの例を使って表すなら、six → to →18 monthsということですね。

これが、to+動詞(の原形)、文法的にto不定詞と呼ばれるものになると、もっと複雑な使い方に感じるかもしれません。しかし実はこれも、「向かって」いくという矢印のイメージでシンプルに理解することができます。

今回のニュースのセンテンス3を見てみましょう。
The annual event at Hiroshima Gokoku Shrine is to pray for the health and wellbeing of children.
「広島護国神社でのその毎年恒例の行事は、祈るためのものです、子どもたちの健康と幸福を。」

先ほどのsix to 18 monthsと同じように、「向かって」いくという矢印(→)のイメージで考えてみましょう。
the annual event「その毎年恒例の行事」がpray「祈る」という対象へ「向かって」いる様子を、頭の中でイメージしてみてください。
the annual event … is → to → pray

そう捉えると、この行事で「これから」祈るのかなという未来のイメージだったり、この行事は祈るという目的に「到達しようとしている」のかな、といった感じだったりがしないでしょうか。イメージなので大体の感じで十分です。
こうしたイメージを、このニュースで描かれている情景(文脈)とあわせて考えると、この行事は祈る「ため」のもの、と解釈できるでしょう。

The annual event at Hiroshima Gokoku Shrine is to pray for the health and wellbeing of children.
「広島護国神社でのその毎年恒例の行事は、祈るためのものです、子どもたちの健康と幸福を。」

一般的にtoは、その対象へ「向かって」いるということから、至近距離で「向き合う」、さらには対象に「到達」して接触する点(到達点)のイメージになることもあります。そして文脈から、具体的な意味をとります。
特に、toの意味の核心であることが多いのが、「(対象と)向き合う」イメージです。矢印(→)が対象に到達するとき、その対象が目の前にあるような感覚です。日本語の言葉で考えるのではなく、直感的にイメージしてみてください。
例えばHe grew up to be big and strong.であれば、「彼は成長して、be big and strongということに向き合った(そういう状態に到達した)」、つまり「彼は成長して大きく元気になった」です。

なお、to不定詞の不定詞とは、動詞が原形なので意味がまだ「定」まっていないということです。英語で「不定詞」はinfinitiveですが、infinite「無限の、果てしない」動きを表し、時や場所に制限されない抽象的な概念になります。toが付くと、未来のニュアンスになりやすいです。

文法的には、to不定詞には、
(1)「~すること」という名詞的用法
(2)「~する(ための)」という形容詞的用法
(3)「~するために」という副詞的用法
などたくさんの用法があります。一体どの用法なのか、迷うことはないでしょうか?
迷うのが自然でしょう。to不定詞とは、いろいろな意味をtoひとつだけで表そうとするものなので、曖昧になりがちで、意味の幅が広い(多義的な)文になることがあります。to不定詞の解釈が人によって異なるのは、これが原因です。最終的に、「何が」「何に」対して向かっているのかという文脈で判断することになります。

センテンス3の文も、to prayは「祈ること」なのか、「祈るための」なのか、「祈るために」なのか、どれでも解釈が可能です。実はこの文には省略されている単語があるようです。現実の英語ではこのような省略がよくあります。本来は、例えば次のような文です。
The annual event at Hiroshima Gokoku Shrine is (held) to pray for the health and wellbeing of children.
「広島護国神社でのその毎年恒例の行事は、祈るために(行われ)ます、子どもたちの健康と幸福を。」
The (aim of the) annual event at Hiroshima Gokoku Shrine is to pray for the health and wellbeing of children.
「広島護国神社でのその毎年恒例の行事(の目的)は、祈ることです、子どもたちの健康と幸福を。」

ニュースのセンテンス4も見てみましょう。
Two babies face each other in the ring, and the winner is the first one to cry.
「2人の赤ちゃんが向き合います、土俵の中で、そして勝者は最初に泣く方です。」
イメージとしては、the first one「最初の赤ちゃん」がcry「泣く」という概念へ向かっています。このことから、「これから最初に泣く赤ちゃん」と解釈できます。このto cryはthe first oneという名詞フレーズにかかっているので、形容詞的用法ということになります。

toは日本語にはない概念なので、結局は日本語で理解することは難しいでしょう。しかし、toが持つ「方向」「到達点」などのイメージをいったんつかんでしまえば、直感的にいろいろな英文をすばやく理解できるようになると思います。to+動詞の解釈がうまくできないときに意識してみてください。

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