英単語 基本イメージ集中講義
【 基本動詞 】
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Lesson 041 動詞の繊細な使い分けとイメージ
have、 make、 get、 take
【 have (近くに)ある 】
【 make (努力して)作る 】
【 get (動いて)手に入れる 】
【 take 手に取る動作 】
Thanks, Anna, but I already had lunch.
/english/phrase/108431
have は「手に持つ」という動きを表す動詞ではありません。
「(近くに)ある」ことを示す単語。
キーセンテンスは「昼食が近くにある」がイメージされ
「昼食をとる」といった意味になるというわけです。
I made lunch. ・・・自分で(頑張って)昼食を作った。
I got lunch. ・・・その場から動いて行って「昼食を買ってきた」
I’ll have this.
・・・レストランでメニューを指しながら「これにするわ」
I’ll take this.
・・・洋服屋さんで「これにするわ」 「手に取る」動作
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Lesson 042 イメージを広げる練習 : turn
【 turn (クルッと)向きを変える 】
And it shows that any relationship can turn sour quite quickly.
/english/phrase/108432
turn は「(クルッと)向きを変える」がイメージ。
想像力を使ってこのイメージを「変化」につなげれば、
この文が理解できます。
sour は「酸っぱい」。
食品が腐敗したときの特徴的な味であることから
「腐る・ダメになる」という意味で使われています。
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Lesson 043 基本動詞の持つ意味の広がり go
【 go 元の場所から出ていき、進んでいく 】
It looks like it's about to go.
/english/phrase/108433
この文では go は「壊れる」ということ。
go のイメージは「元の場所から出ていき、進んでいく」。
「正常な・本来あるべき姿、機能」から「出ていく」ということ。
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Lesson 044 移動の方向性 come と go
【 come やってくる 】
OK, I'm coming.
/english/phrase/108434
ダイニングルームに呼ばれたロキシーが「今行きます」と言う状況。
話し手(ロキシー)は「ダイニングルーム」を中心にして、
文の動詞を選んでおり、そこに「やって来る」─だから come となります。
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Lesson 046 変化の傾向 come と go
【 come 変化して~になる(好ましい) 】
【 go (好ましくない)変化を表す 】
I hope your prediction comes true.
/english/phrase/108435
your prediction comes true は、「説明型、オーバーラッピング」の形。
「your prediction=true〔になる〕」ということ。
come は「変化(~になる)」の意味で使われているのです。
● come 好ましい変化
right や true など
● go 好ましくない変化
go rotten (腐る) go crazy (気が変になる)
元の場所から離れる動きは、
事態が手を離れコントロールができない状況を想起させるからでしょう。
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