【中国語】主語が2つある文,目的語を文頭に置く文 【英5再】否定的…
昨日の続きからスタート。
文のしくみについての説明が先生(ラジオ講座や本)によって
さまざまなのが興味深い。
目的語が文頭に来る文について説明されている本がほとんど無くて
どういうものなのかと思っていたが、
hakobe-nonkiさんが情報をくださった。感謝です^^
文例に出てきた象の絵、以前描いたものをブログにペタリ。
絵:
http://gogakuru.exblog.jp/21367034/
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● 主語が2つある文
中国語では、「~は…が(どんな)だ」という文がある。
特に口語でよく用いられる。
文法的には主語が2つあると考える。
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大象 鼻子 很长。 (ゾウは、鼻が長い。)
[ 大象 ] + [ 鼻子 很长。 ]
Dàxiàng + bízi hěn cháng.
[ ゾウは ] + [ 鼻が長い。 ]
【 文全体の主語】+【 述語 (部分的な主語 + 部分的な述語) 】
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・この構文に慣れていない学習者の作文例
(もちろん、この言い方でも間違いではないとのこと)
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大象 有 很长 的 鼻子。
Dàxiàng yǒu hěn cháng de bízi.
ゾウは長い鼻を持っている。
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● 目的語を文頭に持ってくる文
目的語を文頭に持ってきて主題化する文もある。
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● 例文いろいろ ― 和文を見て言う,書く(ラジオ講座,本から)
1. 新宿は、人が多い。
2. (きみは、)仕事はどうなの?
3. 中国語は、発音が難しいな。
4. 北京は、秋が一番いいよ。
5. 朝の公園は、空気がとてもいいんだ。
6. ここは、景色がきれいだね。
7. 私は、おなかがすいた。
8. 私、頭が痛いんだ。
9. 今日は、天気はどう?
10. 今日は、天気があまり良くないね。
11. 彼は、日本語が本当に上手だね。
12. この本は、私は読んでしまった。
13. 北京は、私は行ったことがない。
14. この人、私は知らない。
15. こういう味、私は好きじゃないんだ。
16. 卓球は、私はそんなに得意じゃないよ。
17. この映画は、みんなが見たがっているんだ。
18. ギターは、私は弾けないよ。
19. 中国語の新聞は、私は読めない(見てわからない)んだ。
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↓
1. 新宿人很多。
2. 你工作怎么样?
3. 汉语发音很难。
4. 北京秋天最好。
5. 早晨的公园空气非常好。
6. 这儿风景很漂亮。
7. 我肚子饿了。
8. 我头疼。
9. 今天天气怎么样?
10. 今天天气不太好。
11. 他日语真好。
12. 这本书我看过了。
13. 北京我没去过。
14. 这个人我不认识。
15. 这种味道我不喜欢。
16. 乒乓球我不太拿手。
17. 这部电影大家都想看。
18. 吉他我不会弹。
19. 中文报我看不懂。
1. Xīnsù rén hěn duō.
2. Nǐ gōngzuò zěnmeyàng?
3. Nǐ dǎ diànhuà gàosu wǒ.
4. Hànyǔ fāyīn hěn nán.
5. Zǎochen de gōngyuán kōngqì fēicháng hǎo.
6. Zhèr fēngjǐng hěn piàoliǎng.
7. Wǒ dùzi è le.
8. Wǒ tóu téng.
9. Jīntiān tiānqì zěnmeyàng?
10. Jīntiān tiānqì bú tài hǎo.
11. Tā Rìyǔ zhēn hǎo.
12. Zhèběn shū wǒ kànguo le.
13. Běijīng wǒ méiqùguo.
14. Zhèi ge rén wǒ bú rènshi.
15. Zhèi zhǒng wèidao wǒ bù xǐhuan.
16. Pīngpāngqiú wǒ bú tài náshǒu.
17. Zhèi bù diànyǐng dàjiā dōu xiǎng kàn.
18. Jítā wǒ bù huí tán.
19. Zhōngwén bào wǒ kànbudǒng.
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【2010/10/19 の英語5分間トレーニング・番組最後のメッセージ】
Nothing good ever comes out of negative thoughts.
否定的に考えていたら何もいいことはありません。
※この番組は2012/4/1に放送終了。番組最後に流れていた
岩村圭南先生の言葉を、初回放送から もう一度振り返っています。
分からないことがあってモヤモヤしたとしても、
力尽きて寝てしまうタイプです(笑)
遠慮されるのですか? アハハ、了解です。
いろいろ調べてくださってありがとうございます。
とてもわかりやすい説明に感謝します。
平山邦彦先生の「語順で覚えよう!」の講座をとても気に入っているので、
先生の本のお話を知ることができてとても嬉しいです。^^
Yuhさんの熱心さに感心してます!
そしてお疲れさまでした。
分からないままにモヤモヤした気持ちでいると寝付けないタイプでは?
「忘れっぽさ」に加え「うっかり」までもですか…?
う~~ん?
せっかくのYuhさんからのご好意ですが、もうこれ以上は遠慮させて
頂きます^^
これ以外のことなら喜んで♪
平山先生は目的語を文頭に置いたものも含めて、主述述語文とされていました。
S1(主語)+S2(述語[主語+述語])。「S1はS2が~だ」
その中には4つのパターンがあるそうです。
①S1とS2が「全体」と「部分」の関係 他个子很高。彼は背が高い。
②S1とS2が「動作を受ける者」と「動作をする者」の関係
晚饭我已经吃了。夕飯を、私はもう済ませました。
③S1とS2が「メンバー全体」と「その中の数」の関係
我弟弟一个是大学生,一个是高中生。私の弟は一人が大学生で、一人が高校生です。
④S1とS2が「数量」と「計算単位」の関係
西瓜一千日元一个。 すいかは一個千円です。
昨晩はリサーチが足りないうちにコメントしてしまって、申し訳なかったです。でもこれで何となくすっきりしました。Yuhさんが言われるとおり、いろいろな説明があるみたいですね。
象さんの絵、可愛い!
ありがとうございます!
いろいろな本を見てみたのですが、「目的語を文頭に置いたもの」について
明確に説明されているものがなくて少し戸惑っていました。
目的語を文頭に置いたものは、主述述語文とは違う構文になるのですね。
少し内容を編集して、例文の順番も入れ替えました。
①の「打球」は本来は目的語となるはずの言葉を話題として主語の位置に置いたもので、「主題化構文」と説明する先生もおられます。(放送大学のテキストなど、東大系?)②は「主述述語文」で、Yuhさんの説明どおりです。
Yuhさんが書いて下さった例文のうち、①主題化構文なのは、2~8、19、②主述述語文なのは、1、9~18だと思います。
それにしても、これらの文型の説明、特に①について何も説明してくれないテキストが多くて、困ります。