<テレビフランス語 Leçon13>
★今日のテーマ
vin
Beaujolais がLyonのすぐそばだとはこの番組を見るまで知らなかった。Lyonは訪れたことがないので、是非いってみたい。やはり、Beaujolais Nouveau の時期がよいのであろうか。
ワインの産地であるBeaujolaisでは、料理もワインを上手く使っている。おいしいソースはやはり良いワインが必要なのだろう。
★今日の表現
Comme c’est fruité.
なんてフルーティーなの
★単語
la levure酵母
★応用会話
pique-nique
辞書にはピクニックとありますが、ここではお弁当のことなのですね。言葉の意味は時と共に変化するのですね。
★今日の嗅覚表現
Ça ne sent pas la rose. バラの匂いがしない → 変な匂いがする。(婉曲表現)
roseは今でも愛を告げる重要の花。また受け取った人は、花の匂いを嗅ぐことが礼儀。フランス人は匂いのある花が好き。
かつてのフランスではユリ(lis)が大切であった。lis blanc はフランス王家の紋章であったように貴族などが地位を表す花であったが、今では注目度が下がっているようだ。
★文化コーナー 映画 「最後のMY WAY」(原題 Cloclo)
フランクシナトラの「MY WAY」は実はフランス人のアーティスト クロード・フランソワの「Comme d'habitude」が原曲であった。このクロード・フランソワについての映画が「Cloclo」である。この映画の主人公であるクロード・フランソワを演じたJérémie Renierのインタヴューであった。
前回見た時は、この映画の内容を知る由もなかったが、昨年の秋にDVDで見たので、
今回のインタヴューは興味深かった。
彼は、役作りのために半年間、訓練を重ねたそうで、髪型や神経質な性格まで似せ、踊って歌える体力をつけるために腹筋を繰り返したそうである。リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスも同様のことを言っていた。実在の人物を演じる俳優の役作りには恐れ入る。
なお、このJérémie Renierは「夏時間の庭」(L'Heure d'été)にも出演している。この映画もなかなか見応えのある映画であった。
リンカ-ンの妻を演じたサリー・フィールドも体重を増加させたそうですし、リンカーンでは登場人物になりきるために、撮影現場では実生活にかかわる私語禁止だったそうです。
「夏時間の庭」(L'Heure d'été)は画家の家の相続の話ですが、本物の美術品が数多く登場します。映像も美しく、お勧めです。
フランクシナトラの名曲”MY WAY”の原曲がクロード・フランソワの”Comme d'habitude”だとは知りませんでした。
俳優さんの役作りも半端ではないですね。
ダニエル・デイ=ルイスも随分体重を落としたんですよね。
『アメリカン・ハッスル』(American Hustle)のクリスチャン・ベールは逆に体重を増加させたそうで、彼の役作りにも脱帽です。
「夏時間の庭」(L'Heure d'été)も見ごたえがありましたか。
私の近所のTSUTAYAが店じまいしないうちに、借りてこなくては、と思います。^^