＜BBCニュース7月27日＞
Three ways Trump is trying to end the Harris honeymoon
トランプ氏がハリス氏のハネムーン人気を終わらせる3つの方法
◎要旨
民主党の大統領候補が高齢のバイデン氏からハリス氏に変わったことで民主党が挽回しているが、この勢いを続けるには以下の3つの攻撃をかわす必要がある。第一にハリス氏は極端な左派とのレッテル貼り、第二が現在の物価の高止まりや移民政策の失敗などバイデン政権下の副大統領としての失政批判、第三が検察官時代の経歴の中のピンポイント攻撃だ。
At a moment of unprecedented turbulence in modern American political history, Kamala Harris is having a remarkably smooth ride. It may not last long.
Tony Fabrizio, Donald Trump’s campaign pollster, calls it a “Harris Honeymoon” – where a combination of good press and positive energy have combined to give the Democrat a surge of momentum.
The thing about honeymoons, of course, is that they come to an end. The realities of married life, or in this case the relationship between Ms Harris and the American voting public, has a way of reasserting itself.
For now, the champagne corks are flying for team Harris and Democrats may be experiencing an unfamiliar emotion – hope. But Republicans, after initially being caught somewhat flatfooted by Mr Biden’s historic announcement, are redirecting their fire at the new presumptive nominee.
Here’s a look at three areas on which their recent attacks have focused – and some ways Democrats may try to deflect them.
★語句
pollster世論調査員
champagne cork シャンパンのコルク栓
flatfooted 素早く動けない
presumptive 推定上の
deflect そらす
flounder じたばたする
◎私見
共和党大会直前のトランプ氏銃撃で共和党は結束を強め、「確トラ」なんて言葉も生まれる中、バイデン氏の撤退ハリス氏代替は大統領選挙の新たなドラマを生んだ。これからの両者の攻防はヒートアップするだろう。ただ、今後の両者は、数少ない無党派層の取り込みに追われるのだろう。ハリス氏は高齢だからということで敬遠されることはなくなるのだろうが、懸念は第三の候補ケネディー氏の出馬である。彼が出馬すると、反トランプ票が分散され、トランプ有利になりそうだ。ケネディー氏に対してどのようなアプローチを取るかがきになるところだ。
バイデンもトランプも嫌いという人が沢山いますから、少しはハリスさんに流れるでしょう。
トランプはさすがにマズいだろうと思う人が、ハリスさんに入れるのでしょうか。
まだ民主党大会が残っていますが、ハリス氏に対抗する勢力は見えず、選挙運動資金も集まらないからどんでん返しは難しいとは思います。むしろ、トランプ氏とのテレビ討論会に興味があります。
ハリス氏は外交面での経験が浅いので、未知数といいますが、現職の副大統領なので、現時点では外交経験ゼロとはいえません。外交に関する思い入れが少なければ、現状踏襲になるのではと思います。
アメリカという大国、しかもいろいろな人種を抱えていますから、なかなか大変な事と思います。
年齢だけで片付く問題ではないように思います。