<BBCニュース12月9日>
Steve Rosenberg: Fall of Assad is a blow to Russia's prestige
アサド政権の崩壊はロシアの評判に打撃 (BBC編集委員)
◎要旨
ロシア政府もシリアのアサド氏の辞任を認め、シリア情勢には憂慮すると発表した。2015年以来、ロシアは何千人もの軍隊をシリアに派遣し、空爆で民間人の被害を拡大させながら、2017年にはプーチンが任務成功を宣言した。この貢献でロシアはシリアから49年の空軍と海軍基地の利用権をそれぞれ得て、中東での軍事的拠点を作っていた。
It was Russian firepower that had helped keep Bashar al-Assad in power for the last nine years.
But, in a matter of days, the Kremlin's Syria project has unravelled, with Moscow, apparently, powerless to do anything about it.
In a statement the Russian foreign ministry announced that Assad had left the post of president - and the country (without providing any details about where he'd gone).
It added that Moscow was "following the dramatic events in Syria with extreme concern".
★語句
staunch 忠実な 信頼できる
topple 倒れる
◎私見
トランプ氏は次期大統領就任に向けて精力的に行動しているようだ。組閣の構想を示し、関税課税のカードで現役の外国要人にも次々に会っている。
だが、彼の政策がインフレ撲滅という公約に反する恐れはある。関税は勿論、不法移民締め出しでも同じ可能性がある。なぜなら、建設労働者の25%は不法移民とも言われ、不法移民が追放されると、建築費が高騰する恐れがあるという。
第二次トランプ政権ではインフレが加速するリスクはありそうだ。
一次政権と比べて、長官に抜擢されるのは、穏健なひとではなく、トランプ信奉者になるので、より過激な案になるような気もします。
ウクライナ戦争をトランプ氏がどのように決着させるのかは、野次馬ながら興味があります。所詮、第一期の金正恩氏との会談のように、何も進展もなく終わるような気もします。
膠着が状態が突然変わるのも怖いですよね。中国軍の台湾上陸とか、北朝鮮の先制攻撃とか。
アサド政権を支えていたロシアはウクライナ戦争で精一杯、ヒズボラとイランは対イスラエルの対応でシリアを支える余力がなくなったということのようです。
膠着した世界状況の中を少しでも打破できる方向に期待したいです。
ですが、アメリカが経済不安定になると世界に与える影響は大きいですね。
リスクはどこにどういう形で出るかということだと思います。
トランプ氏の政策が、世界の平和につながってほしいです。 国内のことでいっぱいいっぱいかな。