Le samedi 8 septembre
テレビでフランス語 leçon20
番組冒頭で『パリの夜の過ごし方』があったのですが、
明け方まで楽しく過ごした後、小腹が減って食べるのはクロワッサン!
村治佳織さんも言っていましたが、
「日本なら〆はラーメンだけど…フランスでは明け方のクロワッサンなんだ~!」と。
まず〆がクロワッサンというのも驚きましたが、
それよりも驚いたのは、まだ暗いうちから開いているパン屋さんがあるということ!
うちの近所のパン屋さんは8時開店なのに、
VTRの映像は、どう見てもまだ夜明け前だったからです。
以前、ラジオで「フランス人の最高の贅沢は、日曜日の朝に焼き立てのクロワッサンを食べること」と言っていたことを思い出しました。
その時感じたのは、「焼き立てのクロワッサンを食べるなら、ちょっとゆっくりめの朝じゃないと無理だな~。早起きしてもパン屋さんが開いていないし…。」ということでした。
フランス人は”○○のおいしいパン”とわざわざ買いに行くより、近所の好みのパン屋さんと大事に長くつきあう、とも言っていました。
朝早くからお店が開いているのも、そういったお客さんとのつながりを大事にしているからなのかな~なんて思いました。
とだいぶ話がクロワッサンから広がりすぎましたが…
話は戻って『パリの夜の過ごし方』でクロエさんのおすすめは、
小さな教会でのコンサート。日曜日なら無料だそうです。
ノートル・ダム(寺院?)もおすすめとのことです。
川竹先生のおすすめは美術館。
" nocturne " といって展覧会などの”夜間開館”で鑑賞した後、セーヌ河をお散歩だそうです。
夜の街の光は黄色がかって幻想的な美しさ。夜でなければ味わえないですね。
◆今日の街歩きフレーズ◆
C'est dommage !
残念!
※お店の人に C'est complet. 「満席です」と言われて、がっかりした時に言う表現。
★クロエさんから発音のポイント
残念な気持ちをのせて、少し伸ばし気味で
[ g ] の音は [シャ・シ・シュ・シェ・ショ」みたいに軽く消えるように発音する。
C'est dommage, mais...
残念!でも…
※あきらめず、何か対処してくれるかもしれないことを期待して…
Tant pis !
仕方がない!
※あきらめるしかない時には、このように表現。
Qu'est-ce qu'on fait maintenant ?
これからどうする?
★クロエさんから発音のポイント
maintenant の main- は
[イ] の口の形でニコニコして口を横に開いて発音する。
日本語の[マ] だと口を縦に開く感じになるが、[マ] と [メ] の間で口を横に開く。
maintenant の -an は
逆に縦に開いて発音する。
maintenant の部分を入れ替えて予定を聞くことができる。
Qu'est-ce qu'on fait auiourd'hui ?
今日何する?
Qu'est-ce qu'on fait demain ?
明日何する?
Qu'est-ce qu'on fait après-demain ?
あさって何する?
Je voudrais me promener.
お散歩したいです。
On va au canal Saint-Martin.
サン・マルタン運河に行こう。
※パリの東を流れている運河。映画、『アメリ』でアメリが石を投げて水切りをして遊んでいる場所ですね。
On va se reposer à la Bastille.
バスティーユで休もう。
※バスティーユ広場はパリのほぼ真ん中ですね。
On va visiter quelque chose ?
どこかを訪ねる?
On va visiter l'Arc de triomphe.
凱旋門を訪れよう。
※ visiter は他動詞なので前置詞はつかない!
凱旋門は[ ラルク・ド・トリヨンフ ](←カタカナですみません!)
今まで知りませんでした^^;
◆4か国比べてみればのコーナー◆
"食べ物を使った慣用句” ( 慣用句は expressions idiomatiques )
村治さんも食べ物が大好き!と言っていましたが、私もです♪
興味があったので、他の国の言葉もメモしておこうと思います!(^^)!
< Italie >
pan (パン)
パンでフォカッチャのお返しをする
※「目には目を」という意味。
prosciutto (ハム)
ハムに覆われた目をしている
※(周りが)見えていないことを、からかう表現。
maccheroni (マカロニ), cacio (チーズ)
マカロニにかけたチーズのよう
※分けられない2つのもの、いつもくっついているもの
答えてくれた男性は「僕と美女のようなもの」と言っていました。さすがイタリア男性!
< Allemagne >
Apfel (りんご)
りんごは幹から遠くないところに落ちる
※子供は両親に似るということ。
Wurst (ソーセージ)
ソーセージが大事
※「今が決断の時」ということ。
Brei (お粥)
たくさんのコックは粥をだめにする
※ある物事に人が多すぎること、少ない人数でやった方がいいことを意味する。
< Espagne >
ajo (ニンニク)
ニンニクよりしつこい
※同じことをしつこく何度も言うこと。
chocolate (チョコレート)
物事ははっきりとチョコレートは濃いめに
※物事をはっきりさせたいときに使う。
pan (パン)
パンよりおいしい
※とてもおいしいものを食べた時に使う。
< France >
pain (パン)
être bon comme du bon pain
おいしいパンのようにおいしい
※スペイン同様、とてもおいしいものに使う表現。
ヨーロッパではパンが主食なので、パンは大事にしているのでパンを使った表現はどの国でも多いみたいですね。パンには「お金」や「仕事」の意味もあるそうです。
C'est long comme un jour sans pain.
パンのない一日のように長い
※時間がたつのが遅いという意味。
chou (キャベツ)
bête comme chou
キャベツのように頭が悪い・朝飯前
faire chou gras
太ったキャベツを作る
※豊かにする、大盤振る舞いをするという意味。
キャベツは4000年前からヨーロッパにある歴史の古い野菜なので、パン同様キャベツを使った表現が多いそうです。
また女性が子供や夫や恋人に
mon chou
私のキャベツちゃん♥
このように愛情をこめて呼ぶ言い方にも使われるそうです。
patate (ジャガイモ)
avoir une grosse patate
大きなジャガイモを得る
※運がいいという意味。
avoir la patate
※元気があるという意味。
Tu as la patate ?
元気?
J'ai la patate !
元気だよ!
マルタンさんはよくこの表現を使うそうです。
フランスでジャガイモには「力」「お金」「愚かさ」のイメージがあり、キャベツ同様大切な食べ物だったのでジャガイモを使った表現も多いそうです。
oignons (タマネギ)
C'est pas nos oignons.
僕らの玉ねぎではない。
※僕らに関係ないという意味。
brioche (ブリオッシュ)
prendre de la brioche
ブリオッシュを身につける
※太ってお腹が出てしまうことを意味する。
oursin (ウニ)
avoir de oursins dans la poche
ポケットの中にウニ
※ウニがポケットに入っていると痛くて手を入れたくない→お金を払いたくない
radin 「ケチ」という意味だそうです。
食べ物という好きなテーマだったので、
余計なこともたくさん書いてしまいましたがとても楽しかったです♪
コメントありがとうございます。
食べ物ネタだったので、つい夢中になっていっぱい書きとめてしまいましたが楽しかったですよ♪
日記には書きませんでしたが普通ジャガイモはご存じの通り pomme de terre で、patate は通常サツマイモ、広い意味でのイモ類をさすそうです。
会話の中で使われるとき(多分慣用表現などで使われるとき)はジャガイモのことをさすそうです。
フランスでサツマイモ、確かに想像できませんね。食べるのかなぁ~?
いつもしっかり日記を書かれているので、参考にさせていただいています。
ところで、patateはジャガイモを意味するのですか?辞書にはサツマイモ、ただしカナダではジャガイモと書かれていました。もっとも、フランスでサツマイモなんて食べるのか興味があるところです。
まだ、番組を見ていないので、早く見れば良いのかもしれませんが・・。