Points to Check
パテルさんの意向をどう伝えたらわかりやすいか、
相手の意見をどのように聞くか。
こうしたことを意識しながら一例を見ていきましょう。
Subject: Negotiation with Dr Patel
(regarding tax incentives)
件名: パテルさんとの交渉(優遇税制の件)
Hi Henry
ヘンリーさん
① I spoke to Dr Patel about the subject.
It was quite a tough negotiation.
In the end, he said they’re willing to make us eligible
for preferential tax treatment with reservations.
標題の件、パテルさんと話をしました。
なかなかタフな交渉でした。
結論としては、留保付きで優遇税制の適用を
認めてくれることになりました。
●「認めてくれる」というニュアンスは
be willing to 〜で表現できる。
be willing to 〜は「喜んで〜する」と訳されることがあるが、
自分から進んでやるという意味ではなく
「必要があればやる」というニュアンスになる。
● with reservations
複数形のreservations にwithをつけると
「条件付き、留保付き」という意味になる。
② If we are to be given a two-year grace period
while still being given the preferential treatment,
the proportion of electric vehicles we produce
at the facility will have to be 50% by the end of the second year instead of 40%.
もし2年間の猶予期間をもらう一方で優遇措置を
受けようとするなら、2年目が終わるまでに
工場での電気自動車の生産比率を40%ではなく
50%にしなければなりません。
● grace period
「猶予期間」という意味
③ To be honest, 40% was already an ambitious target for us…
Do you think 50% is achievable?
正直なところ、40%というのですら、
すでにかなり高い目標だったのですが・・・。
50%は達成が可能だと思いますか?
● ここで、ちょっと不安な気持ちを率直に述べている。
「かなり高い目標」という表現は、
an ambitious target (意欲的な目標)。
このambitious の語感は「達成するのは大変な、
もしかしたら若干無理のある」というニュアンス。
Regards
Kana
佳那