Non c'è tempo in cui non è un periodo di transizione.
過渡期でない時はない。
Tuttavia, ma
だがしかし、だがしかし
Voglio dormire come un sogno.
夢見るように眠りたい。
◇ 夕暮れ雲
★ アベが勝つとはこういう権力犯罪を普通に許すという事。
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ジャーナリスト・伊藤詩織さんが会見(全文1)逮捕見送り問題報じた社はなし
YAHOO!JAPAN NEWS 10/24(火) 17:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000012-wordleaf-soci&p=1
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元TBS記者からの暴行被害を訴えたフリージャーナリストの伊藤詩織さんが24日午後3時から東京の外国特派員協会で記者会見した。
今月18日には暴行についての手記を出版しており、それに合わせて本名を公表した。
※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
■ 今回の事件の背景について
伊藤:本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。まず最初に、この外国人特派員クラブで今年の5月にも会見を行いたかったんですけれども、それが果たせなかったので、まず海外のメディアの方にも来ていただいたので、今回の件について日本語で説明する前に英語で軽くバックグラウンドを説明できればと思います。
本日はご参加いただきありがとうございます。最初、今年の5月にこちらの外国特派員協会での記者会見を行う予定にしていたんですけれども、残念ながらそれを実現することはできませんでした。そのため本日、外国メディア、そして日本の記者クラブに入っていないメディアにもお話をする機会をいただきうれしく思っております。
私は2年前にレイプされました。2015年、ニューヨークでジャーナリズムと写真の勉強をしたあとに東京に戻りましたが、そのときはロイター通信でインターンとして働き始めました。私は大きな望みを持って将来の夢であったジャーナリストになると決意していました。同じ2015年の4月のことだったんですけれども、当時ワシントン支局の、TBSのワシントン支局長だった山口と出会いました。そのときメールを通して仕事のオファーをいただいたんですけれども東京に戻った際に就労ビザの話をするために彼に会うように誘われました。山口氏と食事をしながらお酒も何杯か飲んだあとに突然、意識を失いました。激しい痛みで目が覚め、そのときに山口氏が私の上にいて、そして私に挿入していたということが分かりました。それが今日までも私が直面している悪夢の始まりでした。
そのとき病院、〓レイプ救援センター 00:08:39〓、そして警察に助けを求めようとしたんですけれども、どこも私を助けてくれませんでした。そのときに日本の司法、そして日本の社会のシステムは性犯罪の被害者のためにはちゃんと機能していないということが分かりました。そのとき警察は、この事件について報告をすることも許してくれませんでした。こういった事件はよく起こることですし、捜査することも非常に難しい。性犯罪を捜査することが難しいというふうに言われました。
そのとき私はたくさんの疑問を持っていました。警察に対して、なぜ私の被害届を出してくれないのかということも聞きました。そして捜査するように私からお願いをしました。最終的にはホテルの〓防衛 00:09:59〓カメラ、DNAの検査結果、そしてタクシーの運転手やホテルの従業員の証言などを捜査して、それでちゃんと調べてくれることになりました。その捜査員の努力により捜査も終わり、裁判所から逮捕状も出されました。しかし、成田空港で捜査員が山口氏を逮捕しようとしたときに、上のほうからの命令で逮捕が止められました。当時の刑事部長だった中村格氏が捜査員に逮捕をやめるように命令をしたということでした。説明もないままで、そういった命令が許される警察組織の在り方に疑問を持っています。私は中村氏にインタビューをするように努力をしてきましたが質問はいまだに答えられていません。
世界中でレイプが報告されないことはよくあります。日本でも5%のレイプ事件も報告されないほどスティグマとタブーというのはとても強いものです。私はこのタブー破りたくて、顔も名前も出して告白することを決めました。日本で生活する性犯罪の被害者として社会もメディアもよく私たちに、私たちに隠したほうがいいというふうに言われます。これは私たちのためであるということも言われます。実際、捜査員にも報告しないように私は勧められました。もし報告をするとしたら、ジャーナリストとしての仕事も失い、そしてこの業界で仕事ができなくなるというふうにも言われました。自分の人生もこれで終わりだよということまでも言われました。この主な理由というのは、私が犯罪者として訴えている人は知名度が高く、業界でも尊敬されている人だからです。
公にしてからは多くの迫害もバッシングも受けました。前のように生活することもできなくなってしまいました。しかし隠れなければいけないのは私たち被害者ではありません。問題は私たちを受け入れて、そして信用する準備ができていないこの社会にあります。話をすることでいい変化をもたらすことができます。そして性暴力を無視することはもうできません。
■ 手記『Black Box』を出版
以上になります。これから私の本の出版について日本語で説明させていただきます。先週18日に文藝春秋社より、手記『Black Box』を出版させていただきました。2015年に私が経験した性暴力被害と、そのあとの病院やホットラインの体制の問題。捜査の在り方。司法のシステム。そして会見後の社会のさまざまな反応について、これまでの記録や調査。そして取材を基に書きつづったノンフィクションです。密室での出来事ということであり、ブラックボックスという表現を何度も捜査員の方や検察の方々から伺いました。しかし私は2年以上、この件と向き合ってきた中で警察や検察そのものにもたくさんのブラックボックスが存在していることに気付きました。
このブラックボックスにいかに光を当て箱を開くか、少しでもそのきっかけになればと思い、今回この本を執筆させていただきました。本の中で自分の経験をさらすことになりましたが、その結果、身近に似た経験をされ、その痛みと共に生きているたくさんの方々がいることを知りました。これは遠い誰かの話ではないということを知っていただきたいです。どんな時代でも、どんなところでも起こり得ることですし、それについてはどう改善できるのかと考えていく必要があります。ただ特定の誰かやシステムを非難するだけでは何も変わりません。私たち1人1人がどう改善していけるかを真剣に考えなくてはいけないと思います。
本書では、たまたま私の身に起こったことを例にしてお話ししていることにすぎません。何が必要かと未来の話をするには、何が起こったかという過去の話をする必要があるからです。前回、5月29日の会見でご報告したように、検察の不起訴の判断という判断に対し、検察審査会の不服申し立てを行いました。そして先月9月22日に検察審査会より不起訴相当という議決が出されました。現在の司法では、私が訴えていた準強姦の被害は起訴ができないという結果になったのです。
検察審査会は検事が出した答えを再度見直し、精査する場です。そのため必要な資料や証言などを集めて提出いたしました。審査会の場には申立人が呼ばれ、事情を聞かれることもあります。証人や申立人の代理が呼ばれることもあります。しかし、今回は私も弁護士の先生も検察審査会に呼ばれることはなく、議決が出たあともそれに対する説明はありませんでした。また結果は、不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がないというものでしたが、その内容の具体的な説明もありませんでした。
申し立てを行った際、特に気を付けてお願いしたことがあります。それは私がタクシーから抱えられるように降ろされ、ホテルへ引きずられていく防犯カメラの映像を、静止画ではなく動画で審査員の方々に見ていただきたいということでした。しかし、実際に動画として証拠が提出されたのかどうかさえも分かりません。議決が出たあと、こうしたことについて検察審査会宛てに質問状を出しました。しかし検察審査会法26条を根拠に一切の回答はいただけませんでした。検察審査会は完全に非公開であるとはいえ、これまでに情報が得られないこと、一度も説明の機会を与えられなかったことは、さらに私の中に疑問を生む結果となりました。
このときに聞いた質問のうち、審査員の男女比と平均年齢については回答をいただきました。それは男性が7名、女性が4名、平均年齢は50.45歳とのことでした。このような男女で問題の捉え方が異なる可能性のある事例について、男女比を半々に近づけていただけなかったことは大半残念に思います。
この本の最後にも書きましたが、私も山口敬之氏も認めている事実、そして確たる証拠が得られている事実は以下のとおりです。1、当時TBSワシントン支局長の山口氏とフリーランスのジャーナリストである私は、私がTBSワシントン支局で働くために必要なビザについて話すために会いました。2、山口氏に会ったのはそれが3回目で、2人きりで会ったのは初めてでした。3、そこに恋愛感情はありませんでした。4、私が泥酔した状態だと山口氏は認識していました。5、山口氏は自身の滞在しているホテルの部屋に私を連れて行きました。6、性行為がありました。7、私の下着のDNAを検査したところ、そこに付いたY染色体が山口氏のものと過不足なく一致したという結果が出ました。8、意識のないまま引きずられている私が映ったホテルの防犯カメラの映像をタクシーの中で降ろしてほしい、駅で降ろしてほしいと繰り返し私が言っていたというタクシー運転手の証言など証拠を集め、警察は逮捕状を請求し、裁判所はその発行を認めました。9、逮捕の当日、捜査員が成田空港で帰国する山口氏を待ち受ける中、当時の刑事部長の中村氏によって逮捕が突然取りやめられました。以上の9点です。これだけの事実があっても現在の日本の司法システムでは事件を起訴することすらできません。
中村格氏には逮捕当日になって止めた理由について伺いたいと何度も取材を申し入れていますが、今日に至るまでなんの回答も得られることができていません。先日起こした民事訴訟の場では、これまでとは違い、初めて法廷でお互いに事実関係を述べ合い、第三者による公平な判断が下されることになります。その場でこのブラックボックスが少しでも開かれることを願っております。
(以下略)
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彼女の英語でのスピーチはとても流暢で美しく、もし彼女がこの事件に巻き込まれていなければ今頃、ジャーナリストとしてどれだけ輝かしい人生を歩んでいたか。そう思うと涙がで止まりません。詩織さんは私の二女と年齢も一緒なので余計に自分の娘のように彼女の痛みが伝わってきます。
警察や司法が政治権力と結びつくという恐ろしいこの事件の深層を日本のマスコミは揃って報道しないのは異常事態ですね。これを放置するのであれば日本は無法地帯になってしまいます。
フランス人記者の質問も心に響きました。「日本の女性はなぜ、詩織さんの事件を聞いても平気なのか。慰安婦問題も同じだ。」日本の女性も怒らなくてはいけませんね。
少なくとも私は詩織さんを応援するし、山口氏はもちろんの事、安倍政権、その支持者に怒っています!
立憲民主党の今度の選挙で私が支持した方、文春砲にやられた~