天気は悪くないが風が強いな。とりあえず帽子被って出かけよう。夜帰れない可能性があるから、日記も先に書いてるとこ。
今日の飲み会はバブルのころからの付き合いなので、飲み方も尋常じゃない。しかし時代は変わったし年も取ったのであまり無茶はしないだろう。
バブルへGo!という映画があったが、ほんとにあの時代はタガが外れていたと思う。ボクもクルージングパーティを企画して船を貸切、お嬢を連れていったりした。学生の身分で。
株価は4万円を超え、日本ではだれもそれを疑わなかった。いや疑ってはいても、メタプレイヤーな視点を持てず翻弄されていたのだろう。
バブルは繰りかえす。必ず繰り返される。経済に安定はない。ただそのサイクルは非常に大きな時間軸のうえにあり、人の一生という短い期間がそのどこにプロットされるのかは選べない。
それをどうこう言ってもしかたがない。いまをどう生きるか、それが重要なのはこの選べない時代をフルに生きることしかできないからだ。そこに理性や良心のバランスを保てない人々が陥る罠もある。
原発はまさにそうだ。年金詐欺もまさにそうだ。資本主義さえそうかもしれない。「いまさえよければいい」「自分さえよければいい」というダークサイドに引きずり込まれる危機は誰にもある。
時代は選べないが生き方は選べる。選ばねばならない。その選択は時代のせいにできない。すべて自分の責任でいまを生きざるを得ない。そのひとりひとりの選択がまた時代を創り出す。この不況もひとりひとりの選択のうえにあるともいえる。