山下達郎のライブまであと一週間と迫ってきたので、チケットを交換しに行った。どんな席かはチケットを受け取るまでわからないが、今回は受け取った瞬間にいい席だとわかる番号だった。
こんないい席で取れたのは本当に久しぶりだ。ハン・ヒョジュもIUも2階席だった。もっともハン・ヒョジュの場合はそのおかげで握手できたわけだが。
しかしヤマタツの場合は握手はできなくていい(笑)。音楽とステージに没頭できる1階真ん中あたりの席だった。来週はしっかり予習しなければ。
それにしても正規料金で買うと、ヤマタツよりもKARAのチケットのほうが高いだなんてシンジラレナイ。
本物のポップミュージックを生で聴けるというのは都会で生活する利点だ。都会と田舎とで情報格差はなくなったけれど、それでも都市周辺で生活しているのはそこでしか見れないライブがあるからだといえる。
本来は人ごみも好きじゃないし、都会なんて居心地わるいだけ。しかしライブの現場感覚のためにはアクセスの面倒でないそこそこの場所に住むのがいいと思って上京したわけだ。
いまは地方都市もかなりいい音楽公演もあるし、地方公演のほうがチケットも取りやすい場合もあるけれど、それでも選択肢の数からいえば圧倒的に大都市圏だ。
若い頃は少ない選択肢のなかにも偶然の感動を見出せたけど、私はもうそういう若い聴衆でなくなった。多少ムリしてでも聴きたいものを能動的に選びたい。その現場に立ち会いたい。
その程度のわがままな気分を持って都会に生息している。逆にこんな楽しみがなければ都会に住む理由なんてまったくないのだ。
人生はショーだ。楽しんだものが勝ちなのだ。ドラマ「栄光のジェイン」のチーム長の言葉だけど、まさにその通りだね。
つまらん出世争いや金銭欲や人間関係、そういうものとオサラバすると本当に楽に生きられる。生きたいように生き、逝きたいときに逝く。それが出来れば一番いいよ。たかだか人生数十年だ。ショーで大切なのは幕の降ろし方だけどね。タイミングを間違えずに自分で降ろしたいものだね。
●そう、選択肢の数からいえば圧倒的に大都市圏です。
ここ、福岡県でも博多に集中しています。
コンサートの、あの独特の空間と一体感が大好きでした。
~どっぷりと田舎に住む「剛のファン」より~