le lundi 22 janvier 2018
« 即戦力として使える『条件法』の用法 »
-アンコールまいにちフランス語の先生による、やわらか~い解説-
«語調緩和» 即戦力・パート1
① 頼み事をしたり、許可を求めたりする
-Pourriez-vous m’aider ? わたしを手伝っていただけますか?
-Je pourrais sortir ? 外出してよろしいですか?
Pouvez-vous ... ? Je peux ... ?とか言っても、内容は同じです。でも条件法を使うと「ていねいな」言い方になります。(敬語っぽいですね。)
②「希望・願望」も、やっぱり「やわらかく」言う方が、品がよろしゅうざますことよ。
-Je voudrais de l’eau, s’il vous plaît. お水をお願いします。
-J’aimerais partir en France ! フランスに行きたいなあ!
③「提案・アドバイス」も、やっぱり「やわらかく」言うのがオトナです。
-On pourrait aller au restaurant ce soir ? 今夜レストランに行くのはどう?
-Tu viendrais au cinéma avec moi demain ? 明日ぼくと一緒に映画にいくかな?
-On est en retard. Il faudrait se dépêcher. 遅れてるよ。急がなきゃね。
«推測・疑念» 即戦力・パート2
確実ではないことの表現:新聞記事などに典型的に見られる用法
-Il y aurait 3 blessés. 3人の負傷者がいる模様です。
-Le professeur n’est pas encore arrivé... Il serait malade.
先生はまだ、到着しない…… きっと病気なんでしょう。(寝坊でなきゃね!)
-入門編 Leçon 38 伺いをたてる-
-Je souhaiterais donc poser des RTT. 「(よろしければ)RTTを申請したいのですが」
【何か依頼や提案をするとき、要求を伝える時】、「もしよろしければ」といった意味が含まれる条件法を用いると、断定が避けられます。語気や語調が和らげられ、控えめでソフトな印象になるんです。
*vouloir, *aimer (bien ), *souhaiter
-Une semaine, ça irait ? 「1週間(申請しても)、よろしいでしょうか?」
allerは、vouloir, souhaiterと違い、意思や願望を表す動詞ではありません。
ここでは、「もし私が1週間のRTTを申請したとしても」という【具体的な条件を示している表現】なんです。
伺いをたてる際に、このもし…だとすれば という前提を示してから質問することで、話をぐっと本題に向けることが出来ます。
※前提となる条件は、すべてを文章にしなくても、une semaine のように、単語ひとつで表すことも出来ます。
Départ à 10 h., ça irait ?
Deux heures de marche, ça irait ?
-旅するふらんす語- chapitre 15
-Bonjour. Enchanté, Takako. Bienvenue !
-C’est‗un grand[t]‗honneur de vous‗avoir ici.