おぼえた日記

2018年8月23日(木)

Episode76 デイビッドに説教をされている早苗。

David: 信じられない。ゲストハウスを放ったらかしにして、お風呂に入ってきたなんて。
 Are you serious?* You ditched the guest house and went to have a nice bath?
 □ditch ~を溝に落とす[投げ込む・捨てる]、 (仕事を)サボる、見捨てる

Sanae: I’m sorry・・・

David: いいか、俺はジェーンの頼みだから来たんだ。彼女は、君のはちゃめちゃぶりを許していたかもしれないけど、俺はそんなに優しくないぞ。
 Look. I’m doing this for Jane. She might’ve let you do all this crazy stuff, but I’m not going to put up with it.*

Sanae: (少しふてくされた様子で) OK.

(昌子が現れる)

Masako: デイビッドさん、いろいろと手伝ってくれてありがとう。
 David-san, thank you for your help.

David: どういたしまして。またいつでも!
 You’re more than welcome.* Anytime!

Sanae: 何よ、おばあちゃんにはずいぶんと優しいのね。
 So you’re nice to my grandma.

David: 女性に優しく接するのは、紳士として当然の振る舞いだ。
 A good gentleman is always kind to ladies.

Sanae: 私だって女性よ!  Well, I’m a lady, too!

David: ああ、そうか、忘れてた。 Oh, right... I forgot.

Sanae: な、何ですって?! I beg your pardon?!

昌子: 早苗、デイビッドさんに何かごちそうしてあげたら?

早苗: え?ごちそう?!何で?

Masako: だって、こんなに手伝ってもらったのよ。

David: 昌子さん、ありがとうございます。
 That’s so kind of you, Masako-san.

(早苗に) 俺は…寿司が食いたいな。
 I’m in the mood for…sushi.

早苗: 寿司?!

●Are you serious?
「真面目なのか?」ということですが、「本気で言ってるの?」→「信じられない」という意味でよく使います。「ほんと?」というニュアンスでも使いますが、今回のように非難がましく言いたいときにも使います。言い方が大切ですね。

●She might’ve let you do all this crazy stuff.
「ジェーンだったらこんなひどいことを(早苗が)することを許していたかもしれないけど」と言っています。
①might’veはmight haveの短縮形です。might have +過去分詞は「~していたかもしれないけど」という表現です。
②let you do「あなたにさせる」all this crazy stuffは「こういったひどいこと」ここでのall this ~ は「すべてのこの種のもの(こと)」という意味です。
「誰かが何かするのを許可する」使役動詞の letは、口語でとてもよく使われます。
 Let me have a look at it. / Let me see it. それ、ちょっと見せて。
 Let me handle this. ちょっとやらせて。
I can’t let you do that. は直訳すると「あなたにそれをさせることはできない(許可できない)」ですね。このままの意味でも使われることもありますが、人からとても親切なオファーを受けて「そんなことしていただくわけにはいきません」と断るような場面でもよく使われます。
Let me buy you dinner. It's on me tonight.-I can’t let you do that.
(ディナーご馳走する、今夜は僕のおごり-そんなことしていただくわけにはいきません)

●I’m not going to put up with it.
 未来表現には、主に will や be going to が使われますが、ニュアンスの違いがあります。
 I will ~ は「~するよ」という意志を表すフレーズで、I’m going to ~ は「~するつもり」と意図を表すフレーズです。
 否定形になると I won’t ~. は、「絶対~しない」と否定の意志を強く示すニュアンスになります。
 I’m not going to ~.は「~しないつもり」とやや弱いニュアンスになります。
 put up withは「~に耐える、我慢する」、
 I’m not going to put up with it.「我慢しないつもりだからな」とI won’t put up with it. 「絶対我慢しない」というよりは、やや緩い言い方になっています。

●You’re more than welcome. 大歓迎ですよ。
相手に感謝されたときに「どういたしまして」と返す一言です。You’re welcome.も「歓迎です(どういたしまして)」ということですが、「それ以上だ、それを超えている」というわけですね。ちょっと大げさな感じもしますが、英語らしい表現と言えるでしょう。ここでは早苗の祖母が「デイビッドさん、Thank you for your help.」とお礼を言ったのを受けてデイビッドが言っています。さらにAny time!(いつでもどうぞ!) と続けていますね。
 more than ~ のうしろには、名詞や形容詞、節をとることができます。
 I think I like it more than the urban area.
  都会よりこっちのほうがいいな。
 I would be more than happy to join you.
  参加できればこのうえなく幸せです。
 I am more than willing to help. 喜んでお手伝いします。
 I think I bit off more than I can chew. 欲張り過ぎたと思う。
 That's more than I can handle. それは僕の手には負えない。

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