ニュースで学ぶ現代英語 2023.5.26
ランドセル商戦 早くも開始
JAPANESE SCHOOL-BAG MAKER EYEING NEXT YEAR'S FIRST-GRADERS
satchelは「肩かけかばん、学生かばん」。教科書などを入れやすいような長方形の、皮革やキャンバス生地でできた肩から斜めがけするかばんを指すことが多いが、ここでは日本の小学生が使う「ランドセル」を指している。
make a pitchは「売り込む、買うように説得する、宣伝する」という口語表現
この場合のpitchは、sales pitch「売り込み口上」のこと
enter the first gradeは「1年生になる」で、つまり「小学校に入学する」ということ。start elementary schoolとも言う。
動詞のshowcaseは「展示する」
ここでのlineは「(商品・製品の)プロダクトライン、系列、シリーズ」のことで、new lineは「新製品のラインナップ」
be expected to ...は「~することを期待されている」ですが、ここでは「~することを(当然のこととして)求められている」といったニュアンス
be on displayは「展示中である、展示されて、陳列されて」
come in ...は「~の形で売られる、形式がある」で、ここでは販売されている色の種類を示している。例えば、come in different sizes「様々な大きさがある」や、come in many flavors「色々な(風)味がある」などのように使える。
carry a price tag of ...は「~の値札が付いている」で、ここではランドセルの価格を説明している。
Back-Translation Training
学校用の背負いかばんのある製造会社は、販売会を催しました、南西部にある宮崎という市で日曜日に。
A manufacturer of school backpacks held a sales event in the southwestern city of Miyazaki on Sunday.
1. 学校用の背負いかばんのある製造会社は
A manufacturer of school backpacks
2. 販売会を催しました
held a sales event
3. 南西部にある宮崎という市で日曜日に。
in the southwestern city of Miyazaki on Sunday.
●Transformation Training
学校用の背負いかばんのある製造会社は、それの新しいラインナップを展示しました、南西部にある宮崎という市での販売会で日曜日に。
A manufacturer of school backpacks showcased its new line at a sales event in the southwestern city of Miyazaki on Sunday.
Today’s Takeaway
★「同格のof」を確認しよう
●同格のofとは
A of BがA=Bのような関係になるもの。(厳密なイコールではありませんが、こう考えると多くの場合は分かりやすい。)「BというA」「AであるB」と訳すことができる。
今回のニュースでは、同格のofが次の形で使われている。
the southwestern city of Miyazaki
5月25日放送の「アイヌの人たちの遺骨 豪博物館から返還」でも、同格のofが使われていた。以下のセンテンスでは、同格のofが3回も使われている。
They were originally taken from the northern prefecture of Hokkaido and the then Japanese territory of Karafuto, now the Russian island of Sakhalin.
「それらはもともとは持ち出されました、北部の北海道と、当時の日本領土の樺太から、(つまり)現在のロシアの島サハリンである。」