おじぎ草さんのおぼえた日記 – 2024年4月18日(木)

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おぼえた日記

2024年4月18日(木)

(25)現在分詞か動名詞か
練習問題
⑴ The population of a town is the number of the people living in it.
ある町の人口とはそこに住んでいる人の数である。
living はpeople を修飾する現在分詞

⑵ He complained of the room being too hot.
彼は部屋が暑すぎるとこぼした。
being はroom の意味上の主語、動名詞

Exercise
[ ]部が現在分詞か動名詞か答えなさい。
⑴ The roads [leading] into the country were full of cars.
現在分詞
「田舎に通じる道は車でいっぱいだった」。

⑵ In a war [using] the H-bomb there can be no victor.
現在分詞
「水素爆弾を使う戦争では勝利者はありえない」。

⑶ He hated to find money [playing] an important part in sports.
現在分詞
「彼はスポーツで金が重要な役割を果たすのを見るのが嫌だった」。
※語句解説
play a …part in …で役割を果たす

⑷ The heart keeps the blood [circulating] to the other parts of the body.
現在分詞
「心臓は体の他の部分に血液が回り続けるようにする」。

⑸ Night [coming] on, we started for home.
現在分詞
「夜が来ようとしていたので私たちは家に戻り始めた」。

⑹ The car was left by the roadside , its engine still [running].
現在分詞
「その車は道端に乗り捨てられておりエンジンはまだかかっていた」。

⑺ I cannot sing with you [listening] beside me.
現在分詞
「あなたがそばで聴いているのでは私は歌えない」。

⑻ With the interest rate [going] down, he decided to withdraw all his money from the bank.
現在分詞
「利率が下がっているので彼はお金を全部銀行から出すことに決めた」。

⑼ Would you mind my [opening] the window?
動名詞
「窓を開けてもかまいませんか」。

(10) One of the most familiar incidents of daily life is that of a child [learning] to speak.
動名詞
「日常生活で最も普通のできごとのひとつは子供が話すのを覚えることだ」。

(11) I was completely carried away by his piano [playing].
動名詞
「私は彼のピアノ演奏に我を忘れた」。

※語句解説
carry away 夢中にする、　我を忘れさせる

　朝ドラ「虎に翼」で毒饅頭事件を法廷劇で取り上げられました。
この法廷劇に似た事件を思い出しました。かなり以前に出版された澤地久枝さん作「昭和史の女」の中のチフス饅頭事件です。昭和14年に起きた実際の事件でした。
　医学生の卒業、博士号までを内縁の妻として物心両面で長年支え、結婚の約束もあり当然結婚が現実のものとなるのを待っていたが、どうも男の態度が煮え切らない。男の家族も手の平を返し離縁の裏切り。女医は饅頭にチフス菌を注射し男の自宅に届けます。男と弟が食べ、残った饅頭を妹が職場に持参。9名がチフスを発症、1名の死者が出ました。しかし男の裏切り許せるものかと世間は倒錯し、男は懲役何年ですかという声が出る。女医の卒業した女子医専では吉岡弥生氏をはじめ減刑嘆願運動も出ます。女医は懲役で服役します。
女医は医師資格を剥奪され、服役後満州に渡り看護婦長として働きます。
40年くらい前に読んだ本を今でも覚えているのは、獄中で女医の詠んだ言葉が印象に残っていたからです。
「我には母のおはします」この句は強く印象に残りました。獄中で見出した光、母の姿は彼女を支えました。
「昭和史の女」には後日談はありませんでしたが、wiki によると終戦後満州から引き揚げ、故郷で市議会議員も務め、医師免許が復活したのちは晩年まで医師として働き続けたとあります。

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