和北京相比,天津的物价便宜多了。
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★ 外国語で小説を読むこと
怒ったドン・キホーテが、槍をふるって脅すと、ならず者たちはせせら笑って、「やっちまえ!」と、めいめい石をつかんで、雨あられとドン・キホーテに投げつけた。ロシナンテは悲鳴をあげて棒立ちになり、ドン・キホーテも、とうてい盾では防ぎきれず、いやというほど石の雨を浴びて、馬からもんどりうって転がり落ちた。・・・
小学生向けの本を読みながら、これをどう外国語にするのか、と思った。でも、そもそも、 私はこういう表現を使って話したり、書いたりするだろうか、したいのだろうか、とも考える。多分、ここが分かれめだろう。
言葉の豊かさに感動するタイプなら、外国語の児童書を手にとり、さらに、きちんとした小説へと読み進めていくのだろう。きっとその過程は一冊一冊が、一行一行が楽しいに違いない。いわゆる読書の楽しさだ。
小説を読むのがそもそも面倒で、私みたいに児童書で済まそうとしたり、できれば1枚くらいの要旨と要約を読みたいと思うタイプなら、翻訳を含む一連の作業は不要だ。必須単語は、槍・盾・石・馬という名詞、怒る・脅す・笑う・掴む・投げる・悲鳴をあげる・防ぐ・転がり落ちるという動詞、ドン・キホーテ、ロシナンテ、ならず者という主体の把握、あとは「やっちまえ」という話し言葉の意味を押さえ、「めいめい」という語を知っておいても良いかな、という程度だ。だから、事実・出来事を的確に素早く理解することが重要だし、それに尽きる。