颐和园 到 了。
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★ パトリック・モディアニの本、1冊、読了。
というのも憚られるくらい簡単な本だけど。少なくとも見かけは、字の大きな児童書。
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『いやなことは後まわし』(1988年)という邦訳。この訳、変!
フランス語のタイトルは Remise de peine 直訳すれば、「刑の軽減」。
要約:主人公の男の子は、金鉱掘りの父、サーカスの母と離れて、パリ郊外の叔母(?)たちの家に住む。その叔母たちも、サーカスで怪我した身体障害者であったり、娼婦(?)であったり、強盗であったり。叔母たちはある日、突然いなくなり、警察が捜査をしていった。10年位たって、彼らは刑務所で死んだ、みたいな1行も。
・・・全体的に、これは何?という感じ。文学鑑賞力がないんで、面白いとはいえない。
* ついで
緑文庫
黒叢書(セリ・ノワール)表紙が黄色と黒
パトリックの愛称 → パトッシュ
エレーヌの愛称 → リヌ-
マチルドの愛称 → チルダ
★ 別の本
« Un pedigree(血統書、血筋:英語から) » de Patrick Modiano
Ce soir-là, je m'étais senti léger pour la première fois de ma vie. La menace qui pesait sur moi pendant toutes ces années, me contraignant à être sans cesse sur le qui-vive(誰か), s'était dissipée dans l'air de Paris. J'avais pris le large(沖に出る→人が逃れる) avant que le ponton(廃船、はしけ、浮橋) vermoulu(蝕まれた) ne s'écroule. Il était temps(辛うじて間に合った).
私は人生で初めて、その晩、自分が軽く感じられた。ここ数年ずっと私の上に被さった脅威は、絶え間なく誰かによって私は強制されてきたが、パリの大気の中で消え失せていた。蝕まれた浮橋が流される前に、沖に出ていた。辛うじて間に合った。