ある日、いつものようにラジオのクイズ番組を聞いておりました。
そしてこんなふうにメモをしました。
mis en trope
さあ、この単語は何でしょう?
わかる方はすぐわかりますよね(^ ^)
わたしはわからずに彷徨いました(笑)
trope を調べたり(「転義法、比喩」という単語が出てきました)、en trop(余分に、超過して)かな?と思ったりしましたが、しっくりこず。
ふと、この単語の下に、カタカナで”アルセスト”とメモしてあるのを発見。
あ、そうだ。
モリエールの作品に関する問題で、アルセスト(人名)が答えだったんだ!
「モリエール、アルセスト」で検索してみると、『人間嫌い』という作品が出てきました。
アルセストはこの作品の主人公のようです。
じゃあ、mis en tropeは「主人公」か何かかな?と思ったのですが、ちがう・・
もういちど辞書に戻って、misとか、mettreあたりを調べてみたら・・・
ありました(^ ^)
これが答えだ♪
● misanthrope 形・名 人間嫌いの(人)
「人間嫌い」が答えだったのかー
『人間嫌い』の原題を調べてみたら、『Le Misanthrope ou l'Atrabilaire amoureux』でした。
l'Atrabilaire (古)不機嫌な人、怒りっぽい人
そしてこの作品の下に、おもしろい原題の作品を発見。
『いやいやながら医者にされ』
原題→『Le Médecin malgré lui』
malgré lui って・・・
そんなお医者さんイヤー