おぼえた日記

2011年8月24日(水)

今日は昨日の続編です。今回は「属格」について見ていきます。
【Review~属格って??~】
語尾がカスラおよびそのタンウィーンで示され、単語同士をつなげる働きをし、また、前置詞のうしろに用いられたりする。
■つまり、英語でいう所有格になります。英語の所有格とはまたちょっと違うかもしれませんね。

では、今回も例文を用いてみましょう。
「リヤド市はサウジアラビアの首都です。」
.مدينة الرياض هي عاصمة السعودية
では、今回もこれにシャクルをつけてみましょう。
.مَدِينَةُ ﭐلرِّيَاضِ هِيَ عَاصِمَةُ ﭐسُّعُدِيَّةِ
さて、ここで1つ「イダーファ構文」について補足しておきます。
イダーファ構文というのは名詞が名詞を修飾している構文のことで「属格構造」ともいいます。今回は「サウジアラビアの首都」というのがイダーファ構文です。
عَاصِمَةُ ﭐسُّعُدِيَّةِ
これを直訳すると「首都、サウジの」というふうになります。イダーファ構文では修飾される名詞が先にきます。

話を戻して、今回、属格形になっているのは「ﭐلرِّيَاضِ」と「ﭐسُّعُدِيَّةِ」の2つです。前者は「市、リヤドの」という関係から名詞が属格になっています。後者はイダーファ構文の紹介で述べたとおり、「首都、サウジの」となっているためです。

〔まとめ〕
格語尾が属格になるのは次の場合です。
○イダーファ構文における「修飾する名詞」
(例)「リヤド市」مدينة الرياضِ など
※修飾する名詞が非限定であるときはカスラターン(inという音になる)になります。
(例)「ハサンの家」بيت حسنٍ など

○前置詞の後ろの名詞
(例)في غرفتِه
※ちなみに後ろの[-hi]の音は人称接辞ではありません。(「彼の」は[-hu])これは直前の「部屋」という単語の最後にある「i」(格語尾)の音です。アラビア語では名詞の語末が「i」や「y」で終わるとき、「彼の」「彼らの」を表す人称接辞の音が変わります。

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アラビア語をキーボードで打つのもいいんですが、たまには手で書く練習もする必要があるように思います。アラビア文字を手書きで書くのって意外と難しいんです。まあ、練習あるのみ!!ですね。Practice makes perfect!

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