LESSON 194
Be careful taking that deep-dish pizza out of the oven, jack.
Oh, no! I’ve dropped it. What are we going to do.
Don’t panic. Accidents will happed. I’ll make another one right away.
But these pizzas take around 30 minutes to bake. Do you think the customer will wait that long?
I’ll talk to him and offer him a drink. Next time, be more careful.
I’m sorry, Fiona. I won’t make that mistake again.
◾︎ GRAMMAR
①be going to のイメージ
どうすればいいんだろう?
What are we going to do?
be going to の定番日本語訳「~するつもり/~だろう」を知っていても、この文のニュアンスにはたどり着かない。be going to のイメージは「流れの中」。このフレーズは go to の進行形「どこそこに向かっているところ」。出来事がすでに to 以下の状況に向かって進行中であるということ。
もうすぐ雨になるよ。
It's going to rain soon.
この文はすでに空が雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうな状況で使われる。現在に原因があり to 以下に向かって事態は進んでいる。What are we going to do? の文にもやはり原因が感じられている。今失敗をしてしまった状況があり、それがどういった対処の必要につながるのかを考えている。だから「どうすればいいんだろう」と言うニュアンスになっている。
②another one・right away
すぐにもうひとつ作るわ。
I'll make another one right away.
another one は another pizza のこと。one は可算名詞の繰り返しを避けるための代用表現。right away は「今すぐ」。単に「今」だけではなく、すぐに行動を始める感触を伴う。away (離れて)は動きを感じさせるため。
◾︎ willの「法則」
失敗は起こるものです。
Accidents will happen.
この will は、「~するものだ」と「法則」を表しているが、なぜ will にはこうした意味があるのか。will のイメージは「見通す」。まだ見ぬこれからの出来事を見通す意識で使われる。日本語訳を気にせず、まだ見ぬ出来事、例えば未来にちらっと目をやる気持ちで使うことがコツ。will にはこれからを見通してある状況を実現する意志「~するよ」の使い方と、これからを鮮明に見通す予測「~だろう」の使い方がある。
すぐにもうひとつ作りますね。
I'll make another one right away.
このあと雨が降るだろうから、傘を持っていったほうがいいよ。
You'd better take an umbrella because it will rain later.
予測の will の日本語訳は「~だろう」だが、「だろう」から感じられる不安定さは will にはありません。この it will rain later は「雨が降るよ」と自信をもって明確に見通している感触。
意志・予測の意味を持つ will がキーセンテンスで「法則」という意味の使い方を生み出しているカギは「明確に見通す」感覚にある。Accidents will happen. の、accidents は限定詞を用いない裸の複数形で「不測の事態というもの一般」を意味している。この文は不測の事態というものを考えたとき、それが起こることを明確に見通すことができると言うニュアンス。
私のおばあちゃんは同じ話を100回もするんだよ。
My grandmother will tell the same stories a hundred times!
僕の小学校の先生方は僕に静かにするようによく言っていたよ。
My elementary school teachers would often tell me to keep quiet.
この二つの場合、このwill が表すのは習慣。人に関する法則。My grandmother will tell the same stories. この文では「現在の習慣」、そして My elementary school teachers would often tell me. これは「過去の習慣」ということ。
willのイメージは「見通す」。そこから「意志・予測・法則」という使い方が生まれている。
◾︎ その他
僕の弟は口を閉じていなくちゃいけないときに口を開くんだよなあ。
My brother will open his mouth when he should keep it shut!
※ この will は法則・習慣
君のワークショップは大きな成功を収めると確信しています。
I’m sure your workshop will be a great success.
値段がどうあれ、私はそれを買うよ。
I’ll buy it whatever the price.
ラジオ英会話 2019 前期 英訳テスト5問 - 結果
/index.php?flow=enTest_select&cid=144042&mode=fromJapanese&number=5&bp=5&m=1
○ Well, I got a toothache there, and it ruined the whole trip.
/english/phrase/108663?m=1
○ Come and have lunch with us.
/english/phrase/108205?m=1
○ My father left me everything he possessed, including this company.
/english/phrase/108654?m=1
○ I got badly sunburned.
/english/phrase/239864?m=1
× We know you can do it.
/english/phrase/240474?m=1
know のさまざま使い方を身につければ、会話の幅はグッと広がります。know の大きな特徴は、その内容が「事実」であるということにあります。そこから生まれるのがこの、心温まる使い方。You can do it.(君ならできるさ)だけでも、「あなたにはそうした力が潜在的に備わっているのです」という意味ですから、たいへん大きな励ましです。でも、この文にはさらに「それを私たちは知っています=それは事実なのです」が加わっているのです。