①そう決めたの!
②あのね、これはあなたのことを思ってのことですから!
① That’s final!
② Look, we are doing this because we are worried about you!
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Episode 84 イベントの案内を見て盛り上がるアイドル志望の2人組。
Samantha: ゲストハウス主催のイベント?
A special guest house event?
Natalie: そう!バーベキュー!もうおなかペコペコ!早苗、私たちも入れて!
Yeah, a barbecue! I’m already hungry. Sanae, sign us up.
S&N: (2人そろって) 私たち、行くから…ね!
We’ll… be… there!* (ポーズを決める)
Sanae: オーケー。ちょっと声を抑えて。じゃないとまた…
OK! Just… try to keep your voices down. Remember?
(アイザックに目をやる早苗)
Isaac: (電話に向かって)またか?! Again?!
Sanae: Oh, no!
Isaac: 会議を延期する?!いったい、いつまで待たなきゃいけないんだ!
You’re postponing the meeting?! How long do I have to wait?
(電話が切れる)
Isaac: もしもし?信じられん! Hello? Hello?! Unbelievable!
(アイザックの怒鳴り声が響き、その場にピリピリした空気が流れる。そのときアイドル志望の2人組がアイザックに向けて歌いだす)
Samantha: 悲しまないで Don’t be sad…
Natalie: 幸せが待っているのよ Happiness is waiting for you…
Samantha: バーベキューで At a barbecue!!(チラシを見せる)
S&N: 私たち、行くから…ね! We’ll… be… there!
(ポーズを決める)
Isaac: A barbecue?
David: バ、バカ、余計なこと言うな!
Stop, stop, stop! Leave him alone!*
Sanae: 2人のことは気にしないで、アイザックさん。どうか怒らないで。
Don’t mind them*, Isaac. Please don’t be angry.
Isaac: バーベキューなら大好きだよ!ぜひ参加するよ。
I love barbecue. Sign me up.
早苗:え?
David: ウソだろ? No way.
●We’ll be there!
「私たちは行くわ」、「参加します」という意味です。「行く」というとgoと言いたくなりますが、バーベキューのイベントそのものに視点を置いて「そこにいる」という言い方をします。7月のI’ll be right back.でもbeを使っていましたね。
●Leave him alone!
「彼のことは放っておいて」、「1人にさせて」という意味です。leaveは「(ある状態に)しておく(放っておく)」ということで、「彼をalone(1人でいる)の状態にしておいて」と言っています。
●Don’t mind them.あの人たちのことは気にしないで。
Don’t ~ は「~しないで」という否定の命令文です。mindは「気にする」という意味の動詞です。この場面のthemは、「バーベキューに参加する」と騒いでいるサマンサとナタリーのことです。全体で、「あの人たちのことは気にしないで」と言っています。早苗はアイザックがバーベキューに参加するとは思っていなかったので、2人の誘いが迷惑になると心配したのですね。英文法ではこのように、主語なしで動詞の原形を使う文の形を「命令文」と呼びます。しかし、「命令文」という名前だからといって、決して威圧的な表現ではありません。これまでも出てきましたが(例:Make yourself at home.)、英語の命令文は特に「命令」というニュアンスがない場合も多く、pleaseをつけずに軽い感じで使うこともできます。この場面のように相手がお客様でもOKです。