おぼえた日記

2013年8月19日(月)

原来是这样。
http://gogakuru.com/chinese/phrase/21085?m=1


★ 訳本のあとがき + α :今年1月頃に断念した小説の訳本を見つけたので、それを…

・1967年、訳書が最初に刊行された~ 1977年映画「鬼火」公開(但し、原作と結構、違いそう)、1980年新装版ピエール・ドリュ・ラ・ロシェル(1893-1945)『ゆらめく炎(38歳の時の作品)』。Le Feu Follet, Pierre Drieu La Rochelle, 1931.
・パリという都会を通して、リルケは何を見ていたか。生の重荷に耐えながら生きている人々の姿の背後に、人間の生の永遠の原型を見定めようと努めていた。死ぬためにその都会に集まって来る人々の生の中に~そういう超時代的な意思を原動力としている作家~
・ドリュは自分の生きている時代の特性が人々の精神や社会の風俗の上にもたらす、ある特異なしるしを言葉の中に刻みつけようとする。1920年代と30年代を動かしていたさまざまな観念と~ 第一大戦後の戦後派の若き旗手として、アンリ・ド・モンテルランと並んで登場してきた。何を信じることもできず、何に賭けることもできないダメな人間のやくざな生き方の物語。信ずるに足りるものは何ひとつないという痛ましい認識である。戦争は、あらゆる美しい理想とあらゆる高邁なる価値を、根こそぎ奪い取ってしまった。生を支える何らかの原理が必要であり、精神の充実を保証してくれる何かしらの中核的な価値を手に入れねばならない。1920年代のフランスの青年たちは、多かれ少なかれ、こうした荒廃と不安と脱出の欲求と~ 「空っぽのトランク」とたとえられるような内面の空白をかかえながら、彼らは恋や麻薬やスポーツに逃げ場を探し求める。人生に充実をもたらしてくれる激しいものを渇望し~ 政治原理から、三面記事的な風俗にいたるまで、時代のあらゆる現象にすこぶる敏感に反応し~ 
・時代とまともに向き合うことによって、かえって時代を突きぬけている側面が~ 無限の、そして不可能な生の充実を夢見る青春にとって、現在はいつも閉塞状況として現れるという永遠の難問が~
・親友リゴーは『空っぽのトランク』の主人公ゴンザーグのモデルともなり~ この親友の自殺を、第一次大戦後の青春のさまざまな矛盾を正面から生きようとした生き方の、論理的な帰結とみなして『ゆらめく炎』を書いたことは間違いない。リゴーの死のときに書いた「ゴンザーグへの決別」と題する文章には、『ゆらめく炎』のモチーフが現れている。

★ まとめ

1924 年「空っぽのトランク」
  … 「私」がゴンザーグ(親友リゴーがモデル)という人物を分析する話。
1929年 親友リゴーの自殺 → 「ゴンザーグへの訣別」(ドリュの死後、見つかる)
1931年「ゆらめく炎」   
  … 主人公「アラン」が苦悩し、自殺する話。
  小説(1920年代を扱う)… 薬中(ヘロイン、阿片):友情論、自己嫌悪、虚無感

1963年 フランスでの映画化  
             … アル中:自殺前2日間?、乾いた感じ?
 1966年 「空っぽのトランク」の日本語訳 → 『世界の文学 52 』
 1967年 「ゆらめく炎」の日本語訳 → 河出海外小説選 33
 1977年 「鬼火」映画の日本公開
 1980年 「ゆらめく~」本の新装版

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