你放心,他起码不会反对的。
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★ 寺島実郎の本を読んでいて気になったので・・・
125頁 いわゆる「歴史認識の問題」として、常にくすぶり続けてきた。このことは、日本外交の最大の弱点となっている。
127頁 「キャンパス・アジア構想」である。「エラスムス構想」が欧州統合の力になった~
128頁 文化的な優位性を自負している中国~ 中国にしてみれば、「日本の大学で取った単位を中国の大学でとったと同じように認定するなんて、いかがなものか?」と思っているわけで~
* 東大が今年度の新入生から中国語を速習させて中国の大学に留学させるといっているらしいが、肝心の中国の方では「いかがなものか?」と白い目で見ているのだろうか。
130頁 中国・台湾・シンガポールの間の貿易量、交流人口、資金の動きは、この10年の間に3倍以上に拡大している。もちろんシンガポールも台湾も「反共国家」で政治的イデオロギーにおいては本土の中国と一線を画しているのだが、産業連携体としては一団と交流を深めているのだ。~ 他民族国家を束ねるには中心となる概念が必要なのである。革命から半世紀の中国では、「社会主義」が建国の理念であり、統合概念であった。~ 新たな統合概念が~ 「中華民族」という言葉は一定以上の共鳴を得られる概念なのである。北京オリンピックの開会式に「人類の4大発明(火薬・紙・印刷・羅針盤)はすべて中華民族がやった」というショ―が繰り広げられていたが、こうしたメッセージは海外華僑・華人を含む世界中の中国人の心に響くのである。~
131頁 2012年末に出版した拙著『大中華圏』(NHK出版)の中で詳しく述べた~
* 読んでみたいよ~な・・・
132頁 第一は、~ 「大中華圏」の南端としてのシンガポールの機能である。~ 中国の成長力を東南アジアにつなぐベースキャンプとなっている。第二は、「ユニオンジャックの矢」においてである。ユニオンジャックの矢とは、イギリス・ロンドン、中東の金融センター・ドバイ、IT大国化しつつあるインドのIT産業拠点・バンガロール、資源大国化するオーストラリアのシドニー、これらの都市とシンガポールを世界地図上で結んだ直線のことだ。
133頁 「ユニオンジャックの矢」と「大中華圏」という2つの「ネットワーク型のつながり」がスパークすることで~
161頁 中国とアメリカとの間では、安全性が高いとされる「トリウム原発」を共同開発する計画まで進んでいるという。~ その研究開発の中国側の推進責任者は江沢民の長男である。エネルギー分野における両国の連携はそれにとどまらない。世界最大の埋蔵量を有する中国のシェールガスを共同開発するため、米中シェールガス・タスクフォース協定も結んだという。
http://www.niad.ac.jp/n_kenkyukai/waseda_kousougaiyou.pdf
まあ要約すると、日本はぼやぼやしていては立ち後れるのは確かだよ・・・ということなのでしょうか。中華に飲み込まれずに独自性を発揮するのはどうすればいいのか、韓国も同じ様に危機感持って頑張っていますよ。