ラジオ英会話(2024/11/4)
Lesson 141 時表現の役割① 命令文の基本
Please show me that thing.
/english/phrase/285815?m=1
それを、ちょっと僕に見せてください。
この文は「命令文(~しなさい)」。
命令文には主語がなく、
動詞は原形(現在形・過去形などに変化していない辞書どおりの形)です。
命令文に動詞原形が使われるのは、
その出来事を時間軸上に位置づけることができないため。
現在形・過去形などの時表現は、
出来事をそのときに起こった事実として時間軸の上に位置づけます。
命令文の内容はまだ起こっていないため、時表現を付与することができず、
動詞原形とならざるをえないのです。
命令文は裸の述語を「~する!」と相手にぶつける形。
「上から下へ」のたいへん高圧的に響く形であり、
不用意に使うことはできないことにも注意しておきましょう。
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英語文法マップ Point 037 命令文 ① : 命令文の基本
Please ask the employees to wear business casual.
/english/phrase/278689?m=1
社員には、ビジネスカジュアルの服装をするようにお願いしてください。
「押す」動詞 ask が目的語説明型で to 不定詞とともに用いられ、
「employees を to 以下の行為に進むよう ask して」という文。
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Try Chris’s apple pie. It’s delicious!
クリスのアップルパイ食べてみなよ。すごくおいしいから!
たいへん温かい文。You must~ を使っても同じです。
相手への高いプレッシャーが、好意の大きさとして理解されるのです。