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ラジオ英会話(2024/11/26)
Lesson 157 現在完了形① 間近に起こった出来事(完了用法)
I've deleted the file!
/english/phrase/285829?m=1
そのファイルを削除してしまいました!
現在完了形(have+過去分詞)が使われています。
この形のイメージは「(今に)迫ってくる」。
現在完了形にはいくつかの使用パターンがありますが、
この文は「間近に起こった出来事(完了用法)」。
出来事が遠く離れた過去にではなく、
「手元」で起こっている感覚で使われる現在完了形です。
この文は「今しがた」ファイルを削除してしまったことを表しています。
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ラジオ英会話(2024/11/27)
Lesson 158 現在完了形② 過去の出来事を今に引きつける(経験用法)
You've been to Stratford-upon-Avon, haven't you?
/english/phrase/285830?m=1
お前はストラトフォード=アポン=エイボンに行ったことは、あったんだよね?
現在完了形が「経験」を表しています。
「経験」を述べる際、私たちは過去の出来事を今に引きつけて語ります。
「(今に)迫ってくる」現在完了形は、「経験」を述べるのにピッタリなのです。
この文では have been が「行ったことがある」と訳されていますが、
be 動詞は通常の「=(イコール)」。
場所を to で指し示し、「ここにいたことがある」。
それを日本語訳の都合で「行った」と訳しているだけなのです。
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ラジオ英会話(2024/11/28)
Lesson 159 現在完了形③ 過去から現在に視線が向かう(継続用法)
I've known Megan for a long time.
/english/phrase/285831?m=1
私はメーガンを昔から知っています。
この文の現在完了形は、
「知っている」状態が現在まで続いていることを表しています(継続用法)。
視線が過去から現在に向かって移動しているところがポイント。
for はこの用法で特徴的に使われる前置詞。「範囲」を表す使い方で、
ここでは「期間」を表しています。
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ラジオ英会話(2024/12/02)
Lesson 161 現在完了形④ 過去の出来事がもたらす現在の状況(結果用法)
My phone battery has died, so I can't use it at all.
/english/phrase/285948?m=1
スマホのバッテリーが切れてしまって、全然使えないの。
現在完了形(have+過去分詞)のイメージは「(今に)迫ってくる」。
この文は、「(過去に)電話のバッテリーが切れました」
という意味ではありません。
「バッテリーが現在切れている」と現在の状況に焦点を当てているため、
so 以下の「だからまったくそれを使えない」に、
なめらかにつながっているのです。
「結果用法」と呼ばれる使い方。
過去の出来事がもたらした現在の状況を述べるこの使い方を、
しっかりとマスターしておきましょう。
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