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ラジオ英会話(2024/12/23)
Lesson 176 仮定法⑥ 織り込まれた条件
Without your assistance, I couldn't have read that letter.
/english/phrase/285960
君の助けがなければ、あの手紙は読めなかっただろうね。
この文では couldn't have+過去分詞(~できなかっただろうなぁ)から、
Without your assistance に「もしあなたの助けがなかったなら」と、
反事実の条件が織り込まれていることがわかります。
こうした if 節に頼らない仮定法の言い回しはいろいろあります。
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ラジオ英会話(2024/12/24)
Lesson 177 仮定法⑦ 仮定法が使われる表現
If it weren't for classes, I'd be here every night.
/english/phrase/285961
授業さえなかったら、毎晩ここに来ているだろうね。
if it were not for ~ は「~がなければ」。
仮定法を伴うフレーズです。
for は「原因」。
「そうした原因がないとすれば、毎晩いるのに」という表現となります。
ちなみに、
(×)if it were for ~(~があったら)という言い方はありません。
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ラジオ英会話(2024/12/25)
Lesson 178 仮定法⑧ 助動詞の過去形
That would be wonderful!
/english/phrase/285962
そうしていただけると、とてもありがたいです!
相手からの申し出に対する標準的な受け答え。
will に比べ厚かましさのない丁寧な感触です。
それは would が「控えめ」な「~でしょうね」だから。
will の持つ強い現実感が感じられないことが、
「(もしそれが実現すれば)すばらしいでしょうね」
と控えめに条件を織り込むことにつながっています。
助動詞の過去形のさまざまな使い方をまとめてマスターしておきましょう。
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ラジオ英会話(2024/12/26)
Lesson 179 時表現の決定
Yeah, I eat here every week.
/english/phrase/285963
ああ、毎週この店で食べているよ。
この文の eat は「習慣」を表す現在形ですね。
ところで、話し手は文を話すとき、どの段階で「習慣」を意識するのでしょうか。
日本語は「私は毎週ここで食べます」と文末で時表現を述べますが、
英語では―― 動詞の形が時表現によって変わることを考えれば
――少なくとも「動詞句の前・主語を言ったあと」までには
時表現は決定しています。
時表現をより自由に操りたいと思ったら、
「まず時表現、それから動詞句」の語順を意識することが何よりも大切なのです。
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