おぼえた日記

2024年10月28日(月)

   Incredible(素晴らしい)

 incredibleは何かが信じられないほど素晴らしいことを意味する表現で、日本語の「すごい」や「素晴らしい」に相当します。
 amazingの代わりに使える便利な表現で、意味と使い方はほぼ同じです。

That was an incredible performance.
 (素晴らしいパフォーマンスでしたね。)
What an incredible game! Everyone played their hearts out.
 (なんて素晴らしい試合なんだ!みんな全力でプレーしました。)
Congratulations! That’s an incredible accomplishment. I’m so proud of you!
 (おめでとう!あなたが成し遂げたことは本当にすごいことだよ。私もすごく嬉しい。)


    Look up(〜を調べる)

 “look up”は、本やインターネットを使って何らかの情報を調べることを意味します。
searchやresearchも「調べる」を意味する単語ですが、これらには研究者などが本格的に何かを調べたり、徹底的に何かを調査するニュアンスが含まれるため、気軽に「調べる」と表現したいのであれば“look up”を使うといいでしょう。
 日常会話でよく耳にする表現で、例えば、お店の営業時間をネットで調べたり、スマートフォンを使って目的地までの道順を調べたり、分からない単語を辞書で調べたりするような状況で使われます。

Can you look up the directions to the restaurant?
 (レストランの行き方を調べてくれる?)
I think the last train is at midnight, but let me look it up just in case.
 (終電は夜中の12時だと思いますが、念のため調べてみます。)
I usually look up recipes on Cookpad.
 (私は普段、クックパッドでレシピを調べます。)


    Fizzle out(少しずつ終わる)

 fizzleは本来、炭酸飲料の泡がシューっと音を立てて徐々に消えていく様子を表しますが、日常会話では勢いが徐々になくなってフェードアウトしたり、計画していたことが途中でダメになる意味で使われます。
 例えば、友達と一緒に沖縄旅行をする話で盛り上がったが、プランを話し合うことなく数ヶ月が経ち、最終的に沖縄旅行の計画が立ち消えとなるような状況で“fizzle out”が使われます。

Our plan to Okinawa fizzled out.
 (私たちの沖縄旅行は結局ダメになりました。)
I got busy with work and my YouTube channel fizzled out.
 (仕事が忙しくなったため、YouTubeチャンネルの更新がすっかり止まってしまいました)
My friends and I were talking about starting an app together but that idea fizzled out.
 (友達とアプリを作る話をしましたが、結局アイデアだけで終わってしまいました。)


    Catchy(覚えやすい)

 catchyは「人の心をとらえる」を意味する表現で、多くの人に受け入れやすいものを指します。例えば、一度聞いたらすぐに覚えてしまうような曲やメロディーは“a catchy song”、印象に残る会社のキャッチコピーは“a catchy slogan”、YouTubeで視聴者の目を引く面白そうなタイトルは“a catchy title”と言います。

This is a catchy song. Is this Justin Bieber?
 (この曲、耳に残るね。もしかしてこの曲を歌っているのってジャステン・ビーバー?)
We need to come up with a catchy title. Does anybody have any ideas?
 (面白いタイトルを考えないといけないんだけど、誰かいいアイデアない?)
I really like your logo. It’s very catchy!
 (そのロゴ、とてもいいよ。すごく印象的だね!)


    Mix up(ゴチャゴチャにする)

 “mix up”は「ごちゃ混ぜにする」や「混同する」を意味する表現です。
秩序あるものをゴチャゴチャにするような状況で使う時もあれば、頭が混乱したり、心が乱れた状態を表す時にも使います。
 その他、“mix up”は「間違える」や「勘違いをする」といった意味でも使われます。
例えば、6時の集合時間を7時だと勘違いした場合は「I mixed up the time.(時間を勘違いしていた。)」と表現します。

Instead of studying your English expressions in alphabetical order, you should mix them up.
 (英語の表現をアルファベット順に勉強するのではなく、混ぜて勉強した方がいいよ。)
I always mix up John and Jason. Is John the lawyer or is that Jason?
 (いつもジョンとジェイソンがごちゃ混ぜになっちゃうんだよね。ジョンが弁護士だっけ?それとも弁護士はジェイソンだっけ?)
Sorry I mixed up the time. I thought we were meeting at 7.
 (ごめん、時間を間違えちゃった。集合時間は7時だと思ってた。)


 p.s. 写真は戸隠神社奥社の隣にある滝。


    『茶は不老長寿の薬』

 中国・雲南省を原産とするお茶は「不老長寿の薬」として紀元前から嗜まれていました。
日本には奈良~平安時代にかけて、中国に渡った遣唐使や留学僧によって持ち込まれたとされています。
 禅修行の「茶礼」と呼ばれる儀式の中で、お茶を飲むことによって集中力を高めていたのです。
鎌倉時代の代表的な医書である『喫茶養生記』には「茶は養生の仙薬なり、延命の妙術なり」とあり、貴重なお茶は皇族や貴族といった特権階級の人々の間で、薬として飲まれていたことがうかがえます。
 お茶をいただく際に「ご一服いたしましう」という言葉が用いられるのは、薬を服するという意味からきたものです。
 室町時代に入ると、おもてなしとしての茶が誕生し、安土桃山時代、千利休らによって日本の伝統文化である「茶の湯」が確立されました。
    (最近読んだ英国流アフタヌーンティーより、続きます)

peko さん
なんで「一服」というのかなあと、子供の頃から不思議に思っていました。 今日の日記のでスッキリしました。ありがとうございます。

fizzle out 私の仏検の勉強のよう・・・。

滝の水しぶきの動きがよく撮れていますね。
2024年10月29日 13時12分
ぴのみ さん
お茶の一服はなるほど薬を服するからきていたのですね。お茶の歴史は興味深いです。「不老長寿の薬」として広がっていったお茶。その効用は今では科学的にも証明されており、先人達の知恵に驚かされます。
2024年10月28日 16時11分
pietan さん
お茶は元々、特権階級の人にとって薬だったりおもてないのお茶だったり、格調が高かったのですね。今は普通に飲んでいますが、お茶も高級な茶葉もありますよね。
2024年10月28日 15時52分
今の時期には滝の周りは紅葉してるでしょうね。

お茶は粉末茶を使ってます。
2024年10月28日 12時14分
pretty naoko さん
いつの時代も健康と不老長寿は魅力ですね。
お茶は貴族や武士を中心に広まっていったのでしょう。
茶の湯に興味を持つ留学生は多いですが、私たちの会ではコロナ以降取りやめになっていて、今年も再開しませんでした。
茶の湯は一応やったので、私も少しは役立つのですが。
2024年10月28日 11時42分
コメント欄は語学を学ぶみなさんの情報共有の場です。
公序良俗に反するもの、企業の宣伝、個人情報は記載しないでください。
※コメントするにはログインが必要です。
※コメントを削除するにはこちらをご覧ください。
送信

gongongonさんを
フォロー中のユーザ


この日おぼえたフレーズ

gongongonさんの
カレンダー

gongongonさんの
マイページ

???